足軽長屋
足軽長屋は、その名の通り藩政時代の新発田藩(しばたはん)足軽の住居で、茅葺き平屋建ての八軒長屋。新発田藩の普請奉行が建てた棟札から1842(天保13)年築ということが判明しており、藩政時代には北長屋と呼ばれていました。幕…
足軽長屋は、その名の通り藩政時代の新発田藩(しばたはん)足軽の住居で、茅葺き平屋建ての八軒長屋。新発田藩の普請奉行が建てた棟札から1842(天保13)年築ということが判明しており、藩政時代には北長屋と呼ばれていました。幕…
阿賀北(阿賀野川北部)にある10万石の城下町・新発田。清水園は、約4600坪の敷地に、書院や京風庭園などが点在する、新発田藩藩主・溝口家の下屋敷跡。3代藩主・溝口宣直(みぞぐちのぶなお)の治世の1666(寛文6)年に棟上…
北方文化博物館・新潟分館は、新潟の旧市街にあり、建物は明治28年に建てられたもの。当初の所有者は日本海の油田掘削で富を得た長岡の清水常作(しみずつねさく)。やがて明治末期には、かつて「越後の豪農」と称された、伊藤家6代目…
新潟市の江南区、沢海(そうみ)地区にあるのが越後随一の豪農・豪商、伊藤家。伊藤家が明治15年〜22年に築いた邸宅と庭園が一般公開されているのが、北方文化博物館で、とくに庭園は国の名勝に。阿賀野川と小阿賀野川に挟まれた沢海…
戦国時代には、信濃川河口右岸の蒲原津、阿賀野川河口(現・通船川河口)右岸の沼垂湊(ぬったりみなと)、信濃川河口左岸の新潟津が「三か津」と総称されていましたが、江戸時代には新潟津が北前船の寄港地として、さらに長岡藩の外港と…
明治時代の大商家、斎藤家の邸宅の一部(明治40年代の建築物と推定)を、東堀通7番町から白山公園内に移築復元したのが燕喜館。奥座敷、前座敷、居室、茶室は、茶道や俳句などの伝統的文化活動に有料で利用できるほか、利用されていな…
上越新幹線開通を記念して昭和57年に建立した高さ30.16mという巨大な鳥居が弥彦の大鳥居。弥彦村役場近くの県道29号(吉田弥彦線)に建っています。弥彦神社(正式名は彌彦神社)一の鳥居をモデルにしており、「彌彦神社」と記…
三輪山(467.1m)を御神体として、大物主大神(おおものぬしのおおかみ)を祀る古社、大神神社(おおみわじんじゃ)。『古事記』、『日本書紀』にもその由緒が記されていますが、三輪明神とも呼ばれる神社に本殿がないのは、後方に…
弥彦山の山頂(神剣峯/634m)に鎮座する弥彦神社(正しくは彌彦神社)の奥宮が弥彦神社御神廟(彌彦神社御神廟)で、天香山命と妃神熟穂屋姫命を祀る弥彦山随一のパワースポット。弥彦山をご神体として祀る弥彦神社ですが、祭神の天…
霊山・弥彦山の麓に建ち、農業・漁業の神さま天香語山命(あめのかごやまのみこと)を祀るのが弥彦神社(正しくは彌彦神社)で越後国一之宮。天香語山命は、神武天皇の越国(こしのくに=越後・越中・能登・加賀・越前の5国)開拓経営の…
弥彦神社の再建と、鉄道の開通を記念して造られた16万平米という広大な公園が弥彦公園で、弥彦神社の外苑にあたる場所。4月の桜(八重桜、ソメイヨシノが約1000本)、5月のツツジ・サツキ・藤と10月下旬〜11月中旬のもみじ谷…
弥彦山スカイラインの弥彦山頂公園駐車場に隣接して建つユニークな回転昇降展望塔が弥彦山パノラマタワー。弥彦神社近くから山上までは弥彦山ロープウェイも通じています。52名乗りの展望室が回転しながら昇降するもので、越後平野はも…
新潟平野にそびえる弥彦山(やひこやま)は、古くから神の山として信仰されてきた霊山。英彦山(ひこさん/福岡県)、雪彦山(せっぴこさん/兵庫県)とともに「日本三彦山」にも数えられています。山頂は、東京スカイツリー(R)と同じ…
弥彦山山麓と弥彦山(634m)の山頂北肩に位置する9合目を結ぶ弥彦観光索道(聚楽グループ)運行の弥彦山ロープウェイ。定員33名のゴンドラが山麓駅と山頂駅を5分で結び、ゴンドラからは越後平野を一望にする絶景が。山麓の弥彦神…
1858(安政5)年の修好通商条約締結で開港場の一つに選ばれた新潟は明治元年に開港。関税業務を行なう施設として明治2年に新潟運上所(旧新潟税関庁舎)が設置されました。開港5港(箱館、新潟、神奈川、兵庫、長崎)当時の税関と…
柏崎市と新潟市を海岸沿いに結ぶ国道402号のうち、長岡市寺泊町野積浜から新潟市西蒲区角田浜(角田峠)までの延長13.9kmの間を越後七浦シーサイドラインと呼んでいます。海岸沿いの断崖を抜けるルートは当初は「越後七浦有料道…
北前船の寄港で栄えた旧新潟町のすぐ裏にあるのが日和山海岸(新潟海岸)。夏は海水浴で賑わう海岸の背後、砂丘の上に建てられた展望台が日和山展望台(ひよりやまてんぼうだい)。日和山という名は、漁師が天気や海の状況(日和)を確認…
日本海に臨む標高482mの角田山から派生する尾根の末端、角田岬に建つ白亜の灯台が角田岬灯台。灯高は12.57m。海面から塔火部分までは49.69mもあります。角田浜駐車場から人道トンネルを抜け崖伝いに階段を登ると灯台に到…