萱野高原
八甲田山の北麓、青森市街と八甲田山を結ぶ国道103号(十和田ゴールドライン)の途中にある標高540mの高原が萱野高原(かやのこうげん)。天然の芝生が広がり、正面には八甲田山の山々を、背後には青森市街や陸奥湾を眺望するビュ…
八甲田山の北麓、青森市街と八甲田山を結ぶ国道103号(十和田ゴールドライン)の途中にある標高540mの高原が萱野高原(かやのこうげん)。天然の芝生が広がり、正面には八甲田山の山々を、背後には青森市街や陸奥湾を眺望するビュ…
酸ヶ湯温泉近く、地獄沼と国道を隔てた反対側にある東屋風の温泉施設(酸ヶ湯温泉から徒歩7分)が、ふかし湯。「まんじゅうふかし」とも呼ばれていますが、「まんじゅう」とは、津軽弁で女性の象徴を表す言葉。つまり、女性が下半身を温…
酸ヶ湯近くにある沼で爆裂火口の跡(第四紀八甲田火山の名残り)で別の名を「底なし沼」。現在でも周辺から硫気ガスが立ちのぼり硫黄臭が漂い、沼のなかからは70度〜90度の熱湯が噴出。まさに地獄の茹で釜状態。危険なので沼に立ち入…
映画『八甲田山』(新田次郎の小説『八甲田山死の彷徨(ほうこう)』が原作)で知られる青森歩兵第五聯隊が遭難した雪中行軍の訓練。日露戦争前の明治35年、青森側から入山した青森歩兵第五聯隊は猛吹雪にあい、一行210名のうち、死…
美しい渓谷美を誇る、八甲田山中の城ヶ倉渓谷にかかる国道394号バイパスの橋が城ヶ倉大橋。長さ360m、谷底からの高さ122m、橋脚間の長さ225mと上路式アーチ橋としては日本屈指のスケールを誇っています。橋上からは城ヶ倉…
中心部を流れる馬淵川(まべちかわ)と新井田川(にいだかわ)沿いに古代から近世にかけての遺跡が残る八戸市。世界文化遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産となる是川石器時代遺跡のガイダンス施設で、世界遺産関連資産の長七…
青森県八戸市是川中居にある縄文時代の遺跡群が是川石器時代遺跡(これかわせっきじだいいせき)。縄文時代晩期中心の中居遺跡、前期・中期の一王寺遺跡、中期の堀田遺跡の総称が是川石器時代遺跡(是川遺跡)で、国の史跡、世界文化遺産…
岩手山北東の山腹、標高1200m付近に残る溶岩流の跡が岩手山焼走り熔岩流。1732(享保17)年正月の大噴火の際、流れ出した溶岩が固まったもので、最大幅1km、長さ3km。片道約1kmの溶岩流観察路が整備され、岩手山の勇…
松川地熱発電所は昭和41年に日本で初めて運転が開始された地熱発電所で、出力2万3500kw。高さ46m、直径45mの巨大な冷却塔から、豪快に蒸気が立ち昇ります。世界でも4番目に建設されたもので、地下水がマグマで熱せられ、…
八幡平黒谷地湿原は、八幡平の火山活動により川がせき止められて誕生した広大な湿原。八幡平アスピーテライン黒谷地バス停(駐車場)から北に広がる標高1440m内外の湿原地帯。黒谷地湿原は、高山植物が豊富な天然のお花畑で、春はミ…
活火山といわれる八幡平(はちまんたい)ですが、実は有史以来、噴火の記録は残っていません。それでも八幡平山頂の火口湖には、よく観察すると火口壁などが残され、八幡平が火山であることを示しています。山頂部で比較的大きなガマ沼は…
深田久弥の「日本百名山」の一座、八幡平(はちまんたい)山頂部にある八幡沼は標高1560m、長径570m、最大幅190m、深さ22.4mで、八幡平湖沼群の中でもっとも大きく、もっとも深い沼。6000年前に起こった水蒸気爆発…
三段になって落ちる落差15mの不動の滝。修験者(しゅげんじゃ)の行場(ぎょうば)だった滝で、不動明王が祀られています。滝横の岩壁の下には、桜松神社が鎮座しています。松の木に桜が咲いたのを見て村人が驚き、吉兆として崇めたと…
幕末の戊辰戦争(ぼしんせんそう)時に砲台が置かれた黒崎御台場(くろさきおだいば)。南部藩(盛岡藩)の大砲、二貫目銅筒を復元して配置しているのが黒崎砲台跡です。黒崎御台場の周囲には土塁を巡らせ、砲台場、火薬庫詰め所を配置。…
陸中黒埼灯台は、三陸復興国立公園・黒崎の先端、海抜130mの断崖に立つ白亜の陸中黒埼灯台(灯火標高142.85m)。昭和22年に黒崎漁業協同組合が「譜代灯柱」として点灯した歴史があるユニークな灯台です。光達距離は29.5…
アンモ浦展望台は、黒崎に建つ国民宿舎くろさき荘の庭から階段を降りた先にある展望台。アンモ浦展望台からは180度の視界が開け、高さ150m〜200mの切り立った断崖を眺望。断崖にかかるアンモ浦の滝は、落差150mで、岩手最…
陸中海岸、三陸復興国立公園の黒崎は、高さ150m〜200mの断崖が海に垂直に落ち込み、岬の突端には、白亜の陸中黒埼灯台が建っています。黒崎展望台は北に延びる海岸線、南に続く断崖絶壁を一望する景勝地。断崖下には海釣り公園、…
本州最東端の岬、魹ヶ崎に立つ魹ヶ埼灯台(とどヶ埼灯台)。秘境である重茂半島の魹ヶ崎には、明治35年に灯台が初点灯。終戦間際に被災し、現在の灯台は昭和25年に再建された2代目です(内部の見学は一般公開日以外は不可)。三陸復…