熊野古道伊勢路 曽根次郎坂・太郎坂
三重県尾鷲市賀田と熊野市二木島の市境、甫母峠(ほぼとうげ)を越える峠越えの古道が熊野古道伊勢路曽根次郎坂・太郎坂。峠を境に自領と他領に分かれていることが訛って、次郎、太郎となったと推測されています。美しい石畳やイノシシや…
三重県尾鷲市賀田と熊野市二木島の市境、甫母峠(ほぼとうげ)を越える峠越えの古道が熊野古道伊勢路曽根次郎坂・太郎坂。峠を境に自領と他領に分かれていることが訛って、次郎、太郎となったと推測されています。美しい石畳やイノシシや…
三重県度会郡大紀町(たいきちょう)と北牟婁郡紀北町の境に位置する峠越えの道が熊野古道伊勢路 荷坂峠道(にさかとうげみち)。江戸時代、紀州藩の街道整備に伴って急峻なツヅラト峠道を諦め、東寄りの荷坂峠道を藩道としたものです。…
三重県尾鷲市、伊勢の神宮と熊野三山に祀られる熊野権現を結ぶ巡礼の道、熊野古道伊勢路。その最大の難所され、山賊や狼(おおかみ)が出没して旅人を困らせたのが八鬼山越え(やきやまごえ)です。沿道の随所に石仏があるのは、往時の苦…
三重県度会郡大紀町(たいきちょう)と北牟婁郡紀北町の境に位置する峠越えの道が熊野古道伊勢路 ツヅラト峠道。かつて神宮(伊勢神宮)と熊野権現を結んだ巡礼の道で、伊勢国と紀伊国の国境、ツヅラト峠(標高357m)を越える峠道で…
三重県熊野市にある神宮(伊勢神宮)と熊野権現を結んだ巡礼の道で、地元の生活道路としても活用されたのが熊野古道伊勢路二木島峠道・逢神坂峠道。伊勢側(北側)の二木島湾と、熊野側(南側)の新鹿湾(あたしかわん)を結ぶ峠越えの道…
三重県熊野市、徐福伝説があり、徐福の里と呼ばれる波田須から南の大泊まで、標高205mの大吹峠(おおぶきとうげ)を越える峠道が熊野古道伊勢路大吹峠道。JR波田須駅〜JR大泊駅の3.5kmが峠越えのハイキングコースとして整備…
愛媛県松山市道後湯之町(道後温泉)にある明治16年創業の和菓子店。夏目漱石の小説『坊っちゃん』に登場する「大変うまいと云う評判だから、温泉に行った帰りがけに一寸食ってみた」と記される団子屋のモデルになった店だといわれ、道…
三重県松阪市飯福田町にある山伏修験で知られる岩峰の霊山が伊勢山上。奈良時代、文武天皇(もんむてんのう)の時代に役行者(えんのぎょうじゃ=役小角)によって開創されたと伝えられる修験の地で、広大な霊場を有するのが飯福田寺(い…
三重県三重郡菰野町、いなべ市との境、福王山(598m)の山腹、標高380mほどの場所に鎮座する古社が福王神社。敏達天皇6年(577年)、百済(くだら)から仏師・安阿弥が来朝して毘沙門天を刻み、後に毘沙門天(北方の守護神)…
三重県三重郡菰野町、釈迦ヶ岳(1091.9m)の麓、幽玄とした森の中にあるのが尾高観音(尾高山観音堂)。尾高観音と通称されていますが、正式名は尾高山観音堂で浄土宗の寺。杉並木の奥にある六角堂には聖徳太子の作といわれる十一…
三重県桑名市多度町、木曽三川の河口部を見渡す多度山(402.8m)の麓に鎮座する伊勢国二之宮が多度大社。正式名は多度神社ですが、一般には多度大社で通っている北勢随一の大社です。社伝では、雄略天皇の御代の創建と伝える古社で…
三重県鈴鹿市山本町、鈴鹿山脈の前衛峰、入道ヶ岳(905.6m)を背に鎮座するのが伊勢国一之宮の椿大神社(つばきおおかみやしろ)。全国2500社におよぶ天孫降臨を啓行(みちひらき)した猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)を祀…
福井県敦賀市にある北陸自動車道杉津PA(上り線)は、廃線となった大石峠をスイッチバックとトンネル群で越えた北陸線杉津駅(すいづえき)の跡。「北陸線屈指の車窓風景です」と車内放送されたほどの景観を誇った絶景は、下り線にある…
福井県の敦賀市と南越前町の間、北陸本線の最難関部分だった木ノ芽峠の直下に位置する鉄道トンネルが北陸トンネル。昭和37年6月10日開通し、北陸本線のスピードアップが図られましたが、それ以前は、単線で、山中峠をスイッチバック…
福井県丹生郡越前町の玉川漁港・玉川海水浴場北側の海食崖にあるのが玉川洞窟観音。漁師の網にかかった十一面観音を海蝕洞に祀ったのが始まりといい、以前は天然の海蝕洞にありましたが、平成元年に海岸道路の岩盤崩落事故があり、現在は…
青森県三戸郡三戸町、平成17年に三戸地区広域営農団地農道整備事業で完成した広域農道の道路橋が三戸望郷大橋。一級河川の馬淵川、青い森鉄道、町道をまたぐ、全長400m、中央支間長200mの3径間連続PC(プレストレスト・コン…
鹿児島県姶良市加治木にある「歴史の道百選」に選定された坂道(薩摩街道)が龍門司坂( たつもんじざか)。NHKの大河ドラマ『翔ぶが如く』(平成2年)、『篤姫』(平成20年)、『西郷どん』(平成30年)のロケ地にも…
鹿児島県鹿児島市城山町、島津氏の居城、鹿児島城(鶴丸城)の正門が御楼門。居館(現在の鹿児島県歴史・美術センター黎明館が建つ場所)の正面中央に御楼門がありましたが、明治6年の火災で焼失。令和2年3月に復元されています。御楼…