三ツ石神社(鬼の手形)
三ツ石神社は盛岡市に現存する最古の神社(創建は不詳)で、藩政時代に、源頼朝の家臣で、南部氏始祖の南部光行(なんぶみつゆき)も祭神に迎えています。境内にある三つの石は、盛岡の古名である「不来方」(こずかた)の由来ともなった…
三ツ石神社は盛岡市に現存する最古の神社(創建は不詳)で、藩政時代に、源頼朝の家臣で、南部氏始祖の南部光行(なんぶみつゆき)も祭神に迎えています。境内にある三つの石は、盛岡の古名である「不来方」(こずかた)の由来ともなった…
宮城県塩竈市にある鹽竈(しおがま)神社は古来より陸奥国の一之宮として、信仰を集めています。海上安全、大漁、延命長寿、安産守護の神として有名。現存する社殿は、元禄年間(1688年〜1707年)に仙台藩主・伊達家によって建て…
宮城県仙台市青葉区にある知恩院を総本山とする浄土宗の寺、定義如来西方寺(じょうぎにょらいさいほうじ)。寺伝によれば平貞能(たいらのさだよし)が建久9年(1198年)、この地で没した後、従臣が遺命により堂を建立し阿弥陀如来…
島根県大田市にある石見国一之宮が物部神社(もののべじんじゃ)。JR大田市駅から国道375号を南へ5km、川合地区に鎮座しています。祭神は物部氏の祖という宇摩志麻遅命(うましまじのみこと)。神武天皇の大和平定に部族・物部(…
島根県雲南市加茂町にある平安時代に編纂された『延喜式神名帳』、さらには『出雲国風土記』に記載される古社が御代神社(みしろじんじゃ)。主祭神は、素戔嗚尊(須佐之男命/すさのおのみこと)、稲田姫命(いなたひめのみこと)。八岐…
島根県雲南市大東町須賀にある神社が須我神社(すがじんじゃ)。素戔嗚尊(須佐之男命/すさのおのみこと)は、八岐大蛇(やまたのおろち)を退治した後、稲田姫命(いなたひめのみこと)と結ばれ初めて宮作りを行なう。これが「日本初之…
京都府長岡京市にある菅原道真(すがわらのみちざね)を祭神とする古社が長岡天満宮。菅原道真が九州・大宰府(だざいふ)に左遷されるにあたり、在原業平(ありわらのなりひら)と詩歌管弦を楽しんだ長岡に立ち寄り、名残りを惜しんだと…
長野県上田市の別所温泉にある天台宗の寺、北向観音堂(きたむきかんのんどう)。別所温泉にある天台宗の名刹、常楽寺が本坊で、南を向く善光寺と向かいあって北を向いているため、この名があります。現世利益のこの観音様と、阿弥陀様を…
奈良県奈良市にある南都七大寺のひとつに数えられる古刹が大安寺(だいあんじ)。聖徳太子が平群郡額田部に建立した熊凝精舎が創始で、推古天皇30年(622年)、推古天皇が田村皇子(後の舒明天皇)を派遣して聖徳太子の病気を見舞っ…
諏訪湖周辺にある4つの諏訪大社のなかで、もっともにぎわいをみせるのが、諏訪大社下社秋宮(しもしゃあきみや)。中山道(なかせんどう)と甲州街道の合流点、下諏訪宿(現・長野県下諏訪町)に建ち、江戸時代にも街道を歩く旅人や大名…
神奈川県伊勢原市、雨乞い信仰も残る丹沢の名峰・大山(標高1252m)の中腹(標高700m)に建つのが阿夫利神社下社(おおやまあふりじんじゃしもしゃ)。阿夫利の名は雨降りに由来するともいわれています。江戸時代には大山権現へ…
埼玉県所沢市にある真言宗豊山派の寺が多聞院(たもんいん)。元禄9年(1696年)、川越藩主・柳沢吉保(やなぎさわよしやす)が三富新田(上富・中富・下富)を開いた際、中富に毘沙門社(多聞院)を開いたのが始まり。明治初年の神…
埼玉県坂戸市にある台湾の道教の道観(道教の寺院)が五千頭の龍が昇る聖天宮。台湾出身の康國典(こうこくてん)大法師が平成7年に開いたもので、道教の最高神・三清道祖(元始天尊、道徳天尊、霊寶天尊)と道教の神々が祀られていま…
埼玉県児玉郡神川町にある古社が、金鑚神社(かなさなじんじゃ)。金鑚とは金砂(かなすな)、つまりは砂鉄のことで、古代に先進技術を有した集団(帰化人など)が創建したと推測できます。鎮座する地の字名が二ノ宮なのは氷川神社を武蔵…
埼玉県加須市にある古社が玉敷神社(たましきじんじゃ)。平安時代編纂の延喜式神明帳に「武蔵国埼玉郡 玉敷神社」と記載されています。社伝によれば大宝3年(703年)、東山道鎮撫使・多次比真人三宅磨(たじひのまひとみやけまろ)…
東京都大田区田園調布にある神社が多摩川浅間神社(たまがわせんげんじんじゃ/正式名:浅間神社)。田園調布が田園都市として開発される以前、旧下沼部村(田園調布の南半分)の鎮守。本殿は、東京都内では唯一の浅間造(せんげんづくり…
埼玉県越谷市にある古社が久伊豆神社(ひさいずじんじゃ)。越谷の総鎮守で、正式名は単に久伊豆神社ですが、越谷市内だけで久伊豆神社は7社、さいたま市岩槻区、鴻巣市、蓮田市、行田市、久喜市、加須市など周辺には多数の久伊豆神社が…
神奈川県横浜市西区にある古社が浅間神社(せんげんじんじゃ)。承暦4年(1080年)に富士浅間神社の分霊を勧請したと伝えられますが、文治元年(1186年)に源頼朝創建とも伝えられています(『神奈川県神社誌』)。社殿が建つの…