多賀大社
『古事記』に「伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)は淡海(=近江)の多賀に坐す」と記された滋賀県多賀町の多賀大社。「お伊勢参らばお多賀へ参れ、お伊勢お多賀の子でござる」、「お伊勢七度熊野へ三度 お多賀さまへは月参り」と謳わ…
『古事記』に「伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)は淡海(=近江)の多賀に坐す」と記された滋賀県多賀町の多賀大社。「お伊勢参らばお多賀へ参れ、お伊勢お多賀の子でござる」、「お伊勢七度熊野へ三度 お多賀さまへは月参り」と謳わ…
毎年4月9日~4月16日、滋賀県長浜市で『長浜曳山まつり』が開催されます。日本三大山車祭(長浜・祇園・高山)のひとつで、国の重要無形民俗文化財に指定される『長浜曳山まつり』。安土桃山時代、長浜城主の羽柴秀吉(後の豊臣秀吉…
世界文化遺産「古都京都の文化財」の構成資産のひとつ、真言宗醍醐派総本山・醍醐寺。下醍醐と山上の上醍醐に分かれていますが、下醍醐伽藍の中心が金堂。「醍醐の花見」を開いた豊臣秀吉の命で、紀州国湯浅(現・和歌山県湯浅町)の満願…
天正15年(1587年)、豊臣秀吉により戦歿将兵の慰霊のために建立された857畳の大経堂が、宮島の千畳閣。神仏分離で、明治5年に大経堂を千畳閣と改称し、本尊・釈迦如来座像などの仏像を大願寺に移し、豊国神社(とよくにじんじ…
宇佐神宮、石清水八幡宮とともに日本三大八幡宮のひとつに数えられる福岡市に鎮座する古社が筥崎宮(はこざきぐう)。平安時代初期の延喜21年(921年)、醍醐天皇が神託により大陸・玄海灘に面した地に、国家鎮護のため壮麗な社殿を…
建武元年(1334年)、楠正成(くすのきまさしげ)が和田高家(にぎたたかいえ=楠木正季の三男、楠木正成の甥)に命じ、岸と呼ばれていた地に城を築いたのが岸和田城の始まり。和田氏はこの地を根拠地としたことから「岸の和田氏」と…
滋賀県長浜市にある曹洞宗の寺、徳勝寺。前身は応永年間(1394年~1438年)東浅井郡上山田村(現・長浜市小谷上山田町)に建立の医王寺です。小谷城内に移り、浅井氏の菩提寺となり、浅井氏の滅亡で長浜城内に移り、江戸時代に長…
長浜市街の中心地、御旅所の交差点近くにあったのが羽柴秀吉が縄張りした長浜城の大手門。長浜城大手門跡(追手門跡)から東へのびる通りが大手通で往時の長浜城下の中心地だった場所です。南の本町とともに城下町のメインストリートでし…
羽柴秀吉が長浜城主だった時に生まれた初の実子との伝承がある羽柴秀勝(石松丸)の菩提寺と伝わる、滋賀県長浜市にある寺が妙法寺。羽柴秀勝は文献にもほとんど登場せず、実在が疑問視されてきましたが平成14年、長浜市の調査で戦国時…
鉄砲が伝来したといわれる年の翌年、天文13年(1544年)にはすでに国産鉄砲の生産に着手していたという近江国坂田郡国友村(現在の滋賀県長浜市国友町)。戦国時代、信長、秀吉、家康の天下取りを支え、堺と競った鉄砲生産の歴史を…
弘仁5年(814年)、空海の創建と伝わる滋賀県長浜市の古刹・新放生寺の塔頭(たっちゅう=子院)が舎那院(しゃないん)。明治初年の神仏分離、廃仏毀釈までは新放生寺が長浜八幡宮の別当寺を務めていました。廃仏毀釈で舎那院を除い…
延久元年(1069年)、源義家が後三条天皇の勅願を受け、京の石清水八幡宮から分霊を勧請して創建した古社が滋賀県長浜市の長浜八幡宮。天正2年(1574年)、長浜城主となった羽柴秀吉が社殿を修復。庭園も秀吉が寄進したものです…
滋賀県長浜市にある奈良時代に行基開山と伝わる真言宗豊山派の古刹が総持寺(そうじじ)。室町時代に実済が中興、後花園天皇の勅願寺となって惣持院の号を得ています。姉川の合戦で堂宇を焼失していますが、羽柴秀吉が120石の寺領を寄…
滋賀県長浜市街にある天台真盛宗(総本山は大津坂本の西教寺)の寺で、秀吉ゆかりの一寺となっているのが知善院。本尊は阿弥陀如来。浅井長政が領主の時代には小谷城の清水谷入口にありましたが、落城後、羽柴秀吉が長浜城の鬼門である丑…
豊臣秀吉が初めて一国一城の主となった長浜城。天正元年(1573年)、浅井(あざい)氏の滅亡後、木下藤吉郎は浅井領を与えられ、初めて城持ちの大名にと出世します。羽柴秀吉と名乗り、翌年、交通の要所である今浜(現在の長浜)の湖…
滋賀県長浜市の琵琶湖の湖畔に広がる、秀吉や大河ドラマ『功名が辻』の主人公・山内一豊ゆかりの長浜城跡にある公園が豊公園。琵琶湖に面した広い園内には往時の名残をとどめる太閤井戸などの遺構が残され、天守を模した「長浜城歴史博物…
滋賀県長浜市にある豊臣秀吉(豊国大明神)、加藤清正、事代主命(ことしろぬしのみこと=恵比寿神)などを祭神とする神社。秀吉ゆかりの一社。現在の長浜市の基礎を築いたのは小谷城攻略後、長浜に城を築いた羽柴秀吉。秀吉は長浜の恩人…
全国に散らばる1300余りの浅間神社の総本宮で、世界遺産富士山(「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」)の構成資産の中核的な存在。祭神は木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと=浅間大神)。富士山自体がご神体で、山頂に奥宮が…