兵主大社
滋賀県野洲市にある平安時代編纂の『延喜式神名帳』にも記載される古社が兵主大社(ひょうずたいしゃ)。正式名称は兵主神社ですが、兵主大社と通称されています。社伝によれば、3世紀後半、近江国滋賀郡穴太(あのう)遷都にともない穴…
滋賀県野洲市にある平安時代編纂の『延喜式神名帳』にも記載される古社が兵主大社(ひょうずたいしゃ)。正式名称は兵主神社ですが、兵主大社と通称されています。社伝によれば、3世紀後半、近江国滋賀郡穴太(あのう)遷都にともない穴…
滋賀県米原市にある平安時代編纂の『延喜式神名帳』記載の古社が山津照神社(やまつてるじんじゃ)。創建年代は定かでありませんが奈良時代には創建されていたと推測できます。祭神は、天地開闢の際に出現した国之常立神(くにのとこたち…
2024年4月29日(月・祝)〜5月1日(水)、富山県高岡市の国宝瑞龍寺で『春のライトアップと門前市』が行なわれます。富山県唯一の国宝、瑞龍寺をライトアップする春のイベント。ライトアップといってもプロジェクションマッピ…
聖天(しょうでん、しょうてん)とは、仏教の守護神の歓喜天(かんぎてん=歓喜自在天)のこと。四天王、帝釈天、吉祥天、弁財天、鬼子母神、大黒天などと同様に天部の神のひとつです。それを祀る日本三大聖天は、妻沼聖天(歓喜院)、待…
「日本最初の庚申尊出現の地」といわれ、江戸時代に八坂庚申堂(京)、入谷庚申堂(江戸)とともに日本三庚申に数えられていたのが大阪市天王寺区にある四天王寺・庚申堂。四天王寺の境内にあり、庚申の日とその前日(宵庚申)に本尊に祈…
京都市の東山、法観寺(八坂の塔)をやや下ったところにある天台宗の寺院が八坂庚申堂。正式名は、大黒山延命院金剛寺ですが、「八坂の庚申さん」の愛称で親しまれています。中国の道教由来である庚申信仰の霊場で江戸時代には四天王寺庚…
京都市の八坂上町にある臨済宗建仁寺派の寺、法観寺(ほうかんじ)。清水寺周辺の坂から見え隠れする五重塔(八坂塔)があることから八坂の塔とも呼ばれますが、正式名は法観寺。聖徳太子の創建と伝えられ、塔の礎石も飛鳥時代のものとか…
京都市山科区にある天台宗京都五門跡のひとつが毘沙門堂。大宝3年(703年)、天武天皇の命で行基が創建と伝わる古刹で、寛文5年(1665年)、天海僧正によって現在地に再興しています。江戸時代から、代々法親王が住持する天台宗…
京都市左京区一乗寺にある天台宗の寺、曼殊院(まんしゅいん)。竹ノ内門跡とも呼ばれる雅やかな門跡寺院(皇族・公家が住職を務める寺)で、妙法院、三千院、青蓮院、毘沙門堂と並ぶ京都五ケ室門跡(天台宗五門跡)のひとつ。伝教大師(…
大阪府吹田市にある古社、垂水神社(たるみじんじゃ)。千里山を背に、豊かな湧き水で知られる吹田市にある延喜式内の大社で、豊城入彦命(とよさいりひこのみこと)を祀っています。千里丘陵の南端の崖から湧き出す清水は、古代、難波に…
東京都台東区浅草にある聖観音宗の寺、本龍院。浅草寺の子院のひとつで、山号の待乳山、本尊の歓喜天(聖天)から待乳山聖天(まつちやましょうでん)と称されています。奈良県生駒市の生駒聖天(宝山寺)、埼玉県熊谷市の妻沼聖天(歓喜…
生駒聖天として商売繁盛の御利益で知られる奈良県生駒市の古刹、宝山寺(ほうざんじ)。古来から神聖視された生駒山の山麓にあり、参詣のため近鉄生駒駅と生駒山上を結ぶ近鉄生駒ケーブルの中間駅・宝山寺駅も設置。東京都台東区浅草の待…
大阪市中央区にある古刹、法案寺南坊(法案寺と通称)。寺伝によれば聖徳太子により志宜野(しぎの=現・大阪市城東区鴫野)に創建され、仏法弘通の公案をこの寺で行なったことから、法案寺と称するようになったのだとか。大阪七福神のひ…
毎年3月最終日曜、静岡県掛川市で『高天神社例大祭』が斎行されます。高天神社は、高天神城を守護する鎮守社で、高天神城跡に鎮座しています。例大祭は、東峰に鎮座した神社を西峰に遷したことが起源で、1年に1回、3月最終日曜に東峰…
2024年4月9日(火)~5月8日(水)9:00~17:00(入苑締切)、上野東照宮『第45回春のぼたん祭』を開催。上野東照宮ぼたん苑は、昭和55年に日中友好を記念して開苑したもので、「富貴花」、「花王」、「花神」などの…
埼玉県飯能市の山中にある子ノ権現は、正式名称は大鱗山雲洞院天龍寺。天長9年(832年)、子年、子月、子の日、子の刻に誕生した聖人が祀られていることから、子ノ権現の名で親しまれています。足腰の神様として知られ、境内には鉄製…
厄除け大師とも呼ばれる元三大師(良源)を祀る天台宗の寺のうち、関東を代表する3ヶ寺が関東三大師(関東の三大師)。栃木県佐野市の佐野厄除け大師(惣宗寺)、群馬県前橋市の青柳大師(龍蔵寺)、埼玉県川越市の川越大師(喜多院)で…
群馬県前橋市にある天台宗の寺、龍蔵寺(青柳大師)。寺伝によれば延暦3年(784年)、日光開山の勝道上人(しょうどうしょうにん)によって創建されたという古刹。近世には天台宗の檀林(学問所)が設置され、関東八壇林のひとつとし…