旧野﨑家住宅・野﨑家塩業歴史館
岡山県倉敷市児島にある「塩田王」野﨑武左衛門が、天保9年(1838年)に14年をかけて築いた大邸宅が旧野﨑家住宅。約1万平方メートルという広大な敷地には、江戸末期から明治中期にかけて建てられた12棟が旧状よく保存され、製…
岡山県倉敷市児島にある「塩田王」野﨑武左衛門が、天保9年(1838年)に14年をかけて築いた大邸宅が旧野﨑家住宅。約1万平方メートルという広大な敷地には、江戸末期から明治中期にかけて建てられた12棟が旧状よく保存され、製…
岡山県倉敷市、倉敷美観地区にある国の重要文化財に指定される豪商の家が大橋家住宅。新田、塩田の開発で成功を収め大地主となった豪商・大橋家。幕末には村役人も兼ねていた家柄で、当時町人の住居に設けることが許されていなかった長屋…
岡山県瀬戸内市牛窓にあり、港を一望する高台に建つ名刹、本蓮寺。江戸時代には西国大名の参勤交代の宿泊所として、また朝鮮通信使の接待所として客殿にある「謁見の間」が使われています。また客殿の庭は小堀遠州作と伝わる名庭で予約を…
岡山県瀬戸内市牛窓町、播磨灘に臨み西廻り航路、朝鮮通信使の風待ち、潮待ちの港として栄えた牛窓。「牛窓千軒」とも称された牛窓の繁栄を今に伝える通りが、しおまち唐琴通りです。古き家並みは、唐琴の瀬戸と呼ばれる海峡部に沿って、…
岡山県瀬戸内市牛窓町、レトロな家並みが残る牛窓のしおまち唐琴通り沿いにあるのが街角ミュゼ牛窓文化館。旧中國銀行牛窓支店の建物(国の登録有形文化財)を再生したもの。牛窓はかつて瀬戸内海屈指の貿易港として栄えた町で、その名残…
岡山県岡山市北区にある備中高松城主・清水宗治首塚。羽柴秀吉は、備中高松城の水攻めの際、本能寺の変で織田信長が討たれたことを秘匿して、城主・清水宗治の自刃で和睦を実現しています。清水宗治首塚は、明治43年、羽柴秀吉の本陣跡…
岡山県岡山市市北立田に残る備中高松城の戦いの史跡が高松城水攻め史跡公園(蛙ヶ鼻築堤跡)。備中高松城の南側に2.6kmにわたる堤をわずか12日間で築き、人工の湖を出現させた「備中高松城の水攻め」。織田信長の命を受けた羽柴秀…
岡山県瀬戸内市の旧長船町域にある古い家並みが、備前福岡の町並み。「備前福岡名所町、七口七つ井戸七小路」といわれ、中世に山陽道屈指の繁栄を見せた町並みです。『一遍上人聖絵「福岡の市」』(清浄光寺所蔵全12巻/国宝)に描かれ…
岡山県岡山市北区の旭川近くにある前方後円墳(国の史跡)が神宮寺山古墳。古墳時代の前期(3世紀後半~4世紀/最新の研究で築造時期が前倒しに)に築かれた墳長150mの巨大な古墳です。後円部の頂には岡山城主・小早川秀秋が遷した…
古代、備前国の国庁(政庁)がどこにあったのかは定かでありません。岡山県岡山市中区国府市場には国長宮(こくちょうぐう)と称する神社があり、周囲に長森(ちょうのもり)、北国長、国長、南国長など国庁があったことを連想させる地名…
岡山県岡山市中区赤田にある古代の寺院跡(国の史跡)が幡多廃寺塔跡(はたたいじとうあと)。岡山県下最大という巨大な塔の礎石(塔心礎)が現存し、古代吉備の豪族であった上道氏(かみつみちうじ)の氏寺跡だと推測されています。発掘…
岡山県岡山市東区浦間にある3世紀末~4世紀前半(古墳時代前期初め)に築造と推測される前方後円墳(国の史跡)が浦間茶臼山古墳(うらまちゃうすやまこふん)。墳丘長は138m。前方部は畑として開墾され、現在はブランコなどの遊具…
岡山県瀬戸内市長船町の西須恵地区にある墳長82mの前方後円墳が築山古墳(つきやまこふん)。一帯は須恵器の里として整備され、すぐ北側に須恵古代館も建っています。古墳時代の中頃、朝鮮半島から伝わった須恵器は、備前国に根付き、…
岡山県瀬戸内市にある弥生時代前期から鎌倉時代の大規模な集落遺跡で国の史跡になっているのが門田貝塚。吉井川の形成した自然堤防上にある史跡一帯は、門田貝塚史跡公園として整備され、門田貝塚の貝塚再現ゾーン、復元竪穴住居、古代の…
岡山県瀬戸内市長船町にある墳長96mの前方後円墳が花光寺山古墳(けこうじやまこふん)。築造は4世紀後半(古墳時代前期後半)で、墳丘には10cm大の河原石が葺石として葺かれ、後円部には三重に円筒埴輪が巡らされていました。後…
福島県福島市御倉町にある日本建築が御倉邸(旧日本銀行支店長役宅)。阿武隈川の舟運で経済的に発展した福島市には、明治32年、東北初の日本銀行出張所(福島支店の前身)が開設されていますが、御倉邸は、日本銀行支店長役宅として昭…
新潟県三島郡出雲崎町にある、江戸時代にタイムスリップできる歴史ミュージアムが天領出雲崎時代館。江戸時代、天領だった出雲崎は、佐渡の金銀を荷揚げする基地、北前船の寄港地、北国街道の宿場町として栄えました。佐渡に渡る御奉行船…
新潟県新潟市中央区にある文化施設で、国の登録有形文化財に指定されるのが新津記念館(にいつきねんかん)。出雲崎出身の石油王・新津恒吉(にいつつねきち)が、自邸内に建てた外国人用の迎賓館。3連アーチの車寄せの奥には、塔屋と煙…