不動七滝遊歩道（沢山不動堂）

千葉県南房総市上滝田地区の谷間にある不動明王を祀る堂が「沢山の不動さま」と呼ばれる沢山不動堂で、安房国三十六不動尊霊場34番札所。沢山不動堂前に架かるかじか橋の下には、泥岩に落差15mの3段滝（不動滝、棒滝など）が懸かり、不動七滝遊歩道が整備されています。

滝を眺めて手軽な散策が楽しめる

駐車場を起点にして一周20分ほどの沢山不動滝遊歩道が整備され、森林浴も可能。
新緑、紅葉の名所でもあり、紅葉の見頃は例年11月中旬～12月中旬頃。
3段で落ちる沢山不動滝の最上段の滝横岩壁には不動明王像も祀られ、修験道の行場だったことがわかります。

沢山不動堂本堂向拝の龍の彫刻は、昭和15年に千倉後藤流（後藤義光を祖とする彫刻の流派）の後藤義孝が彫ったもの。
不動堂では、毎月28日に不動明王の縁日も開かれ、正月・6月の縁日には大護摩が厳修されています。

房総の絶景紅葉スポット　沢山不動堂｜南房総市

南房総市の山中、長沢川に不動滝、棒滝などの滝が懸り、かつては修行の地となった沢山不動堂があります。渓谷沿いには不動七滝遊歩道が整備され、新緑・紅葉時には穴場の散策ポイントとなっています。道の駅三芳村鄙の里から25分ほどのドライブで到達道の駅