座頭市物語発祥の地

座頭市物語発祥の地

勝新太郎の代表作座頭市シリーズの記念すべき第一作が映画『座頭市物語』。その原作は、子母沢寛(しもざわかん)の随筆集『ふところ手帖』(昭和23年、雑誌『小説と読物』に連載)に収録されている短編『座頭市物語』です。平成22年には美肌効果のある黒褐色の天然温泉が好評の「いいおか潮騒ホテル」前に座頭市物語の碑も建立されています。

座頭市は実在し、飯岡助五郎の子分として活躍!?

座頭市物語発祥の地

「天保の頃、下総飯岡の石渡助五郎(注:飯岡助五郎の本名)のところに座頭市という盲目の子分がいた」という書き出しで始まる『座頭市物語』ですが、実は作者の子母沢寛は、天保水滸伝の取材時に飯岡で市(いち)のモデルとなる人物の話を耳にして、短編を創りあげたのです。

「助五郎の常ばくち場は、飯岡の川端というところにあって」(短編『座頭市物語』)とのことで、座頭市物語の碑建立委員会によれば、川端町(飯岡小学校近く)には昔の風情が残されているとか。
ちなみに飯岡助五郎の墓は光台寺に残されています(座頭市の墓は、会津若松市の井上浄光寺に現存)。

座頭市物語発祥の地
名称 座頭市物語発祥の地/ざとういちものがたりはっしょうのち
所在地 千葉県旭市横根
電車・バスで JR飯岡駅からタクシーで10分
ドライブで 銚子連絡道横芝光ICから約33km
駐車場 潮騒ふれあい広場駐車場・いいおか潮騒ホテル駐車場を利用
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

『座頭市』は実在し、ルーツもある!

2015年4月17日

 

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