千葉県市原市にある小湊鐵道の駅が月崎駅(つきざきえき)。大正15年9月1日、里見駅〜月崎駅間開通に伴って開業。現存する駅舎とプラットホームは開通時のもので、国の登録有形文化財に指定。小湊鐵道の登録有形文化財駅舎群10駅のひとつですが、プラットホームが文化財登録されるのは月崎駅のみとなっています。
千葉セクションへは駅から徒歩30分
駅舎に接して現在使われている単式ホーム1面1線があり、その奥に使用されていない島式ホーム1面2線(旧下り線ホーム/立入禁止)があり、ともに国の登録有形文化財。
笠石にコンクリートブロックを用いた造りになっています。
設計・施工は鹿島組(現・鹿島建設)によるもの。
木造平屋建て、切妻造り、瓦葺きで、壁面は下見板を張ってペイント塗りをし、洋風に仕上げています。
里見駅など、開業初期(第1期開業)の駅舎に比べて、さらにコンパクトな駅舎になっています。
里山トロッコ停車駅で、土・日曜、祝日などは有人駅になっています。
「チバニアン」(千葉時代)として有名な千葉セクション(地球磁場逆転期の地層)は、駅東南2kmほどの場所(月崎駅から徒歩30分)。
養老川沿いにあるので、探勝には長靴が必要。
月崎駅向かいの「朝日屋」(ヤマザキYショップ)で、レンタサイクルを用意。
名称 | 月崎駅/つきざきえき |
所在地 | 千葉県市原市月崎539 |
関連HP | 小湊鐵道公式ホームページ |
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