西登戸駅

西登戸駅

千葉県千葉市中央区登戸4丁目にある京成電鉄千葉線の駅が、西登戸駅(にしのぶとえき)。「にしのぼりと」と読みたくなる千葉県屈指の難読駅名で、大正11年3月8日、千葉海岸駅として開業したのが始まり。海岸地帯の埋め立てで、昭和42年4月1日、西登戸駅に改称されています。

かつては千葉海水浴場の玄関駅として賑わった

西登戸駅
旧駅舎

登戸(のぶと)地区の西にあるというのが駅名の由来で、JR西千葉駅も徒歩6分〜7分の距離にあります。
下り千葉中央方面側に新駅舎が整備され、平成3年9月28日から供用が開始。

大正10年に千葉線が敷設されたのは、大正10年1月1日、千葉町の町域を引き継ぎ、市制施行により千葉市が誕生し(人口3万3887人、6918世帯)、県都の発展を見越してのこと。
さらに東京湾の海水浴場、潮干狩り場への旅客輸送を目的にしていました。
今は閑静な住宅が広がっていますが、開業当時の夏は海水浴客で賑わいをみせました。

『京成電車沿線名所案内』(昭和5年)にも稲毛海水浴場、千葉海水浴場、出洲海水浴場(現在の千葉駅の海浜部分、出洲ふ頭一帯)が描かれています。
浜辺には丸太で組んだヤグラの上に茶屋が並ぶ納涼台が築かれ、千葉海水浴場には海上にも納涼台が設置されるほどの賑わいがありました。

西登戸駅
名称 西登戸駅/にしのぶとえき
所在地 千葉県千葉市中央区登戸4-9-1
関連HP 京成電鉄公式ホームページ
問い合わせ 京成千葉 TEL:043-248-6888
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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