大井ダム・恵那峡遊覧船100周年! 恵那峡は、遊覧船で巡るのがおすすめ!

大井ダム・恵那峡遊覧船100周年

岐阜県恵那市、木曽川を大井ダムでせき止めたためにできた人造湖が恵那峡。1924年(大正13年)8月16日に湛水を開始し、12月5日に発電を開始したため、2024年で100周年を迎えます。地理学者の志賀重昂が1920年に命名した恵那峡は、ダム湖の完成で一躍景勝地として注目。恵那峡遊覧船も就航100周年を迎えます。

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大井ダム・恵那峡遊覧船100周年

もともと花崗岩の奇岩が林立する峡谷だった場所に、大井ダムのダム湖が誕生したことで、新たな景勝地が出現、遊覧船もダムの完成とともに就航しました。
大井ダムは、福沢諭吉の嫁婿であり、日本の電力王と呼ばれた福沢桃介(ふくざわももすけ)の名古屋電灯が手がけた発電用ダムで、そのなかでも最大規模のもの。

上流は江戸時代から伐採の禁じられた木曽御用林で、木曽水系の包蔵水力は日本一。
そのうえ、河床が硬い花崗岩で覆われており、発電所建設には最適の条件だったため、大井ダムが築かれたのです(大井発電所、新大井発電所で生まれた電気は名古屋ではなく、関西に送電されています)。

ダム建設で誕生した恵那峡を周遊する恵那峡遊覧船から、獅子岩、鏡岩、品の字岩、屏風岩、観音岩、烏帽子岩など多くの名前のつけられた奇岩怪石を目にできますが、恵那峡の名付け親・志賀重昴の命名です。

大井ダム・恵那峡遊覧船100周年! 恵那峡は、遊覧船で巡るのがおすすめ!
所在地 岐阜県恵那市大井町
場所 大井ダム・恵那峡遊覧船
関連HP 恵那峡遊覧船公式ホームページ
電車・バスで JR恵那駅から東濃鉄道バス恵那峡行きで15分、恵那峡下車、徒歩3分
ドライブで 中央自動車道恵那ICから約4.5kmで市営駐車場
駐車場 市営駐車場(100台/無料)
問い合わせ 恵那峡遊覧船 TEL:0573-25-4800/FAX:0573-25-6983
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
恵那峡

恵那峡

岐阜県中津川市と恵那市を流れる木曽川の峡谷が恵那峡。大正9年に地理学者で『日本風景論』の著者として知られる志賀重昴(しがしげたか)によって命名された恵那峡。大井ダムの上流12kmにわたる木曽側が生み出した峡谷で、両岸には獅子岩、金床岩(かな

恵那峡遊覧船

恵那峡遊覧船

大正9年に地理学者で『日本風景論』の著者として知られる志賀重昴(しがしげたか)によって命名された恵那峡。その後大井ダムの完成で、ダム上流の湖を遊覧船で探勝できるようになり、恵那峡の渓谷美が堪能できるようになったのです。東濃鉄道グループの東鉄

大井ダム

大井ダム

木曽川本流が木曽谷から流れ出る中流部、現在の岐阜県恵那市、中津川市(旧蛭川村)に大正11年に着工、大正13年に完成した大井ダム。後に電力王として知られる福沢桃介率いる大同電力が築いたダムで、日本最初のダム式発電所、そして木曽川水系最初のダム

 

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