千葉県内の城で日本100名城に選定されるのが下総国の佐倉城のみ。そして続日本100名城に選ばれるのが下総国の本佐倉城、上総国の大多喜城です。この3城が千葉県三大名城となりますが、下総国の城は藩政時代には江戸防備の拠点となるため、譜代大名の居城となったのです。
佐倉城|日本100名城
所在地:千葉県佐倉市城内町官有無番地
築城年:慶長15年(1610年)
築城者:土井利勝
主な城主:土井利勝、堀田正亮、堀田正愛
史跡:佐倉市の史跡
日本遺産「北総四都市江戸紀行 ~江戸を感じる北総の町並み~」の構成資産
遺構:本丸、二の丸、三の丸、その外縁部の椎木曲輪、天神曲輪、西出丸、南出丸などが現存
備考:公園の東端には、佐倉城に関する模型や古写真、出土遺物などを展示した佐倉城址公園管理センター(佐倉城址公園センター)があります
本佐倉城|続100名城
所在地:千葉県印旛郡酒々井町本佐倉781
築城年:文明年間(1469年~1486年)
築城者:千葉輔胤(ちばすけたね)
主な城主:千葉輔胤、小笠原吉次、土井利勝
史跡:国の史跡
遺構:大規模な櫓台に守られた曲輪群、空堀、土塁がほぼ完全な姿で現存
備考:城下にはゆかりの20ヶ寺、17社が確認できます
大多喜城|続100名城
所在地:千葉県夷隅郡大多喜町大多喜481
築城年:大永元年(1521年)
築城者:真里谷信清
主な城主:本多忠勝(大多喜藩10万石が誕生し、3層4階の天守を築く)
史跡:本丸跡が千葉県の史跡
遺構:土塁、横堀跡、堀切、郭、井戸跡が現存
備考:近世の大多喜城を模した千葉県立中央博物館大多喜城分館が建っています
千葉県三大名城とは!? | |
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