分水嶺公園

分水嶺公園

岐阜県郡上市、ひるがの高原の入口にある白樺林に囲まれた静かな公園が分水嶺公園。標高876mの園内にある小さな池は、大日ヶ岳(1709.0m)から流れ出た水が一方は庄川を経て日本海へ、一方は長良川を経て太平洋に流れる分水嶺となっています。中央分水嶺(中央分水界)を間近に眺める貴重な場所になっています。

太平洋と日本海の分水嶺が国道脇に

一見すると小さな水の淀みにしか見えない池ですが、実は日本海と太平洋の分水嶺になっているというのがユニーク!
小さな池が延長166kmの大河、伊勢湾へと流れ出る長良川の源流のひとつとなっているのです。
大雨の後には岩魚が行き来するという話もまんざら嘘ではなさそうです。

春のゴールデンウィークにはカタクリ、水芭蕉も開花。
脇には宿「B&B分水嶺」も建ち、アイスクリームショップ「クリーク・サイド」の高原牛乳ソフトクリームが名物となっています。

ちなみに日本最高所に位置する中央分水嶺(中央分水界)は、同じ岐阜県の乗鞍岳剣ヶ峰、日本最低所は北海道・千歳市の千歳空港周辺です。

分水嶺公園
名称分水嶺公園/ぶんすいれいこうえん
所在地岐阜県郡上市高鷲町ひるがの
関連HP高鷲観光協会公式ホームページ
ドライブで東海北陸自動車道高鷲ICから約11km。または、ひるがの高原スマートICから約6km
駐車場分水嶺公園駐車場(15台/無料)
問い合わせひるがの高原観光協会 TEL:0575-73-2241
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
ひるがの湿原植物園

ひるがの湿原植物園

太平洋へと流れる長良川、日本海へと注ぐ庄川の源流ともなっている岐阜県郡上市のひるがの高原はかつて見渡す限りの湿原が広がっていました。昭和に入って入植、埋め立て、さらに乾燥化が進み、今では湿原は4ヶ所ほどになってしまっています。面積2.2ha

夫婦滝

夫婦滝

国道156号を郡上市白鳥町から旧高鷲村(たかすむら)のひるがの高原を目ざすと、高原の直前にある滝が夫婦滝(めおとだき)。大日ヶ岳(1709.0m)を源にする長良川源流・叺谷(かますだに)にかかる滝で、国道沿いの駐車場(5台、無料)に車を入れ

長良川源流碑

長良川源流碑

岐阜県郡上市の大日ヶ岳(1709.0m)の東面に源を発し、濃尾平野を潤し、伊勢湾に注ぐ一級河川が長良川(ながらがわ)。ひるがの高原(郡上市)の入口、分水嶺公園近くの宿「B&B分水嶺」の横で国道156号を離れ、林道に入り、最初のT字路

乗鞍岳・剣ヶ峰

乗鞍岳・剣ヶ峰

岐阜県と長野県の県境に位置する乗鞍岳(のりくらだけ)は標高3025.7mの剣ヶ峰(けんがみね)を主峰とするコニーデ型の火山で、23の峰の総称。最高峰の剣ヶ峰は権現岳火山(権現池-高天原火山体)の外輪山で、一等三角点は岐阜県高山市側。剣ヶ峰山

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