大湫神明神社

大湫神明神社

 岐阜県瑞浪市大湫町、慶長年間(1596年~1614年)創建の中山道(なかせんどう)美濃十六宿のひとつ、大湫宿(おおくてしゅく)の産土神(うぶすながみ)。樹齢1200年余の大杉(岐阜県の天然記念物)が御神木となっていましたが、令和2年7月11日の記録的豪雨で倒壊してしまいました。

御神木令和2年の豪雨で倒壊

大杉の樹高は60m、幹周りは11mという巨木で、大杉の根元に「神明の清水」が湧き、街道時代には旅人ののどをうるおしていました。
同じような環境に生育していた目通り幹周囲7mの杉が伐採されたところ800の年輪が数えられたため、神明神社の大杉は樹齢約1200年と推定されているのです。

享和2年(1802年)、支配勘定として赴任した大坂・銅座から江戸に戻る際、15泊16日の中山道の旅行記、大田南畝(おおたなんぽ)の『壬戍紀行』(じんじゅつきこう)のには「駅の中なる左の方に大きなる杉の木あり、木の元に神明の宮たつ」と記されています。

大湫神明神社
名称 大湫神明神社/おおくてしんめいじんじゃ
所在地 岐阜県瑞浪市大湫町398
関連HP 瑞浪市公式ホームページ
ドライブで 中央自動車道瑞浪ICから約14.5km
駐車場 大湫宿西駐車場、または、大湫宿東駐車場を利用
問い合わせ 瑞浪市経済部商工課 TEL:0572-68-2111/FAX:0572-68-9862
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
大湫宿

大湫宿

岐阜県瑞浪市(みずなみし)、慶長19年(1604年)、徳川幕府によって設けられた中山道(なかせんどう)の江戸から数えて47番目の宿場が大湫宿(おおくてじゅく)。美濃十六宿のひとつ。宿の町並みは十三峠西端の寺坂を下りた北町から、白山町、中町、

 

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