郡上八幡美山鍾乳洞

郡上八幡美山鍾乳洞

岐阜県郡上市八幡町にある「立体迷路型鍾乳洞」が、郡上八幡美山鍾乳洞(ぐじょうはちまんみやましょうにゅうどう)。同じ郡上市にある大滝鍾乳洞とともに東海地方最大級で、延長2kmにも及ぶ大鍾乳洞。そのうち800mが一般観光洞として公開されるほか、洞窟探検専用の鍾乳洞もあります。

上下6層になって広がる巨大な鍾乳洞

郡上八幡美山鍾乳洞

郡上八幡美山鍾乳洞は、昭和40年頃から岐阜大学の地学科によって鍾乳洞の調査が始まり、昭和43年に発掘。
深さ80m、東西160m、南北130mの範囲に、上下6層になって広がる鍾乳洞で、昭和44年6月に郡上市天然記念物に指定されています。

洞内の気温は一年を通して15度~16度と一定で、夏は涼しく、冬は温かく感じられます。
郡上市の天然記念物に指定されているため、開発するにあたっても、最新の注意が払われ、階段などが設置されています。
立体型の鍾乳洞(縦穴)なので階段が多く、ベビーカーや車椅子での入洞はできません(マナーを守ればペット同伴での入洞は可能)。

一般観光洞の他に、照明の無い洞窟探検専用の未開洞があり、洞窟探検(ケイビング)を楽しむことができます。
専用のヘルメット、スーツ、長靴を着用し、ヘッドライトを頼りに洞内を巡ります。
初心者向きのコースは、小学1年以上~大人(小学生は保護者同伴)の3名以上で実施され、アウトドア専門スタッフが同行。
やはりアウトドア専門スタッフのガイドで探検する「立体迷路突入大冒険コース」は、中学生以上の限定で2名以上で申し込み。
小学生以上、2名以上で申し込みの「ファミリーケイビング」も用意されています。
詳細は郡上八幡美山鍾乳洞の公式HPで確認を。

2億5000万年のペルム紀に南洋の浅い海にあったサンゴ礁が起源で、海洋プレートによって運ばれ、日本列島にぶつかったもの。
郡上八幡は名水の里として全国的にも有名ですが、実はこの名水の供給源が、石灰岩層のカルスト地形なのです。
郡上市に数ある鍾乳洞のうち、観光的に利用されているのは、郡上八幡美山鍾乳洞のほか、大滝鍾乳洞、と大滝鍾乳洞から車で3分ほどの縄文鍾乳洞の3ヶ所です。

郡上八幡美山鍾乳洞
郡上八幡美山鍾乳洞
名称 郡上八幡美山鍾乳洞/ぐじょうはちまんみやましょうにゅうどう
所在地 岐阜県郡上市八幡町美山421
関連HP 郡上八幡美山鍾乳洞公式ホームページ
電車・バスで 長良川鉄道郡上八幡駅からタクシーで15分
ドライブで 東海北陸自動車道郡上八幡ICから約14km
駐車場 あり/無料
問い合わせ 郡上八幡美山鍾乳洞 TEL:0575-68-2321/FAX:0575-68-2324
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
大滝鍾乳洞

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岐阜県郡上市八幡町、長良川の支流・安久田川・岐阜県道328号(安久田吉野線)沿い、大滝鍾乳洞近くにあるのが、縄文鍾乳洞。東西100m,南北55m,高低差55mの範囲に、総延長799m、7層にわたって形成される多層迷路型の鍾乳洞で、大滝鍾乳洞

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