祇園祭|京都市

祇園祭

毎年7月1日~7月31日、日本三大祭『祇園祭』が京都・八坂神社をはじめ氏子区域一帯で開かれます。八坂神社は全国各地の祇園社の本社で、各地で行なわれる『祇園祭』もここがルーツ。貞観年中(859年~877年)、京に疫病が流行したときに創始された歴史ある祭礼で、クライマックスは、7月17日、7月24日の山鉾巡行。

平安時代に創始された歴史ある祭礼

貞観年中(859年~877年)、疫病が流行した際、神泉苑に66本の鉾を立てて祇園の神を祭り、洛中の男児が祇園社の神輿を神泉苑に送って災厄の除去を祈ったのに由来。

7月1日の吉符入(きっぷいり=神事始め)から7月31日の疫神社夏越祭(えきじんじゃなごしさい=疫神社は八坂神社の境内社)まで約1ヶ月に渡って行なわれますが、祭のクライマックスは、7月17日の山鉾巡行。
18:00に八坂神社石段下で満員の群衆のなか、「神輿渡御出発式」が執り行なわれます。

また、八坂神社では「厄除粽」(やくよけちまき)を7月のみ授与。

7月31日には、蘇民将来を祀る八坂神社境内社・疫神社で『夏越祭』が斎行され、「茅之輪守」(「蘇民将来子孫也」護符)と「粟餅」を社前で授与されます。

おもな行事日程

7月1日=吉符入(祭りの打合せ/非公開)
7月2日=くじ取り式(各山鉾町の代表者が参集、前祭・後祭のくじを取って山鉾巡行の順番決定)
7月10日~7月14日=前祭(鉾建て開始)
7月10日=10:00〜お迎提灯提灯行列が八坂神社から本能寺、寺町通、四条通を巡行・神輿洗式(神社神輿を四条大橋まで担ぎ鴨川の水で清める)
7月12日頃=曳初め(一般も参加可能)
7月13日=11:00〜長刀鉾稚児社参(なぎなたほこちごしゃさん)
7月14日=宵々々山
7月15日=宵々山(祇園祭宵山行事/四条通及び烏丸通の歩行者用道路規制)
7月16日=宵山(祇園祭宵山行事/四条通及び烏丸通の歩行者用道路規制)・献茶祭(八坂神社9:00〜)・石見神楽奉納(八坂神社16:30〜)
7月17日山鉾巡行(前祭/9:00に四条烏丸付近を計23基の山鉾が出発・巡行)・八坂神社『神幸祭』(18:00〜3基の神社神輿が四条寺町の御旅所に向かう)
7月18日~7月21日=後祭
7月18日=大船鉾の鉾建て開始
7月21日=宵々々山
7月22日=宵々山
7月23日=宵山
7月24日山鉾巡行(後祭/9:30に計10基の山鉾が烏丸御池を出発・巡行)・花笠巡行(10:00〜)・八坂神社『還幸祭』(16:00〜神輿が御旅所から神社に戻る)
7月28日=神輿洗式(神社神輿を四条大橋まで担ぎ鴨川の水で清める)
7月31日疫神社夏越祭(疫神社の鳥居に設けられた茅の輪をくぐり、罪穢を祓う)

祇園祭のルーツは牛頭天王の疫神信仰(祇園信仰)にあり!

明治時代以前(神仏習合時代)、牛頭天王(ごずてんのう)は、釈迦の生誕地に因む祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)の守護神だとされ、感神院祇園社(明治の神仏分離、廃仏毀釈で八坂神社に)に祀られていました。
牛頭天王は、日本では江戸時代から明治時代にかけて、復古神道の影響下で素戔嗚尊(すさのおのみこと)と同神とされたことから、明治以降は全国の祇園社では素戔嗚尊を祀っています。

牛頭天王は、平安京の東山祇園にある感神院祇園社に祀られ、平安時代から行疫神(ぎょうやくじん=疫病をはやらせる神)として崇め信じられてきたので、御霊信仰(ごりょうしんこう=天災や疫病の発生は菅原道真の怨念のような非業の死を遂げた人間の「怨霊」の仕業と見てそれを鎮めて平穏を取り戻そうとする信仰)の影響で、行疫神を鎮めるため、花笠や山鉾を出して市中を練り歩いて鎮祭するという『祇園祭』が生まれたのです。

京が焼け野原になった応仁の乱(1467年~1477年)で祭礼は途絶えましたが、明応9年(1500年)、京町衆の手で再興。
ユネスコ無形文化遺産に登録されています。

祇園祭|京都市
開催日時 毎年7月1日~7月31日
所在地 京都府京都市東山区祇園町北側625
場所 八坂神社
関連HP 八坂神社公式ホームページ
電車・バスで 京阪本線四条駅から徒歩7分、阪急京都線河原町駅から徒歩10分で西楼門
ドライブで 名神高速道路京都東ICから約6.7km
駐車場 常磐新殿駐車場(50台/有料)
問い合わせ TEL:075-561-6155/FAX:075−531−1126
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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