榛名公園遊歩道

榛名公園遊歩道

群馬県高崎市、榛名湖の西岸一帯に広がる旧皇室御料地の群馬県立県立榛名公園。湖畔を歩くことができるのが榛名公園遊歩道。案内板は整備されていませんが、2ヶ所の遊歩道があり、とくに湖畔を歩くのが、湖の眺めがいい木道。群馬県産の木材を使用したもので釣り人の姿を見ることも多い道です。

榛名湖畔と「ゆうすげの道」を散策

「榛名湖畔」の遊歩道は、県立榛名公園ビジターセンター→バンガロー村→コース入口→一畚山(ひともっこやま)の横→ゆうすげ元湯と歩くもので所要20分。

もうひとつが榛名高原の沼ノ原と呼ばれる湿原地帯を一周する「ゆうすげの道」(ゆうすげ歩道)。
群馬県道33号(渋川松井田線)から群馬県道28号(高崎榛名吾妻線)に入ってすぐのところにある駐車場が起終点で、所要30分。
その名の通り夏ならユウスゲ(キスゲ)の群落を観察することが可能(見ごろは7月中旬から8月中旬)。
ユウスゲのほか、オオバギボウシ(8月上旬~9月上旬)、ツリガネニンジン(8月上旬~9月上旬)、マツムシソウ(9月上旬~10月上旬)、コオニユリ(8月上旬~9月上旬)が開花し、散策に絶好です。

群馬県立榛名公園は、昭和天皇皇后両陛下の御成婚を記念し、御料地の払い下げを受け、大正13年4月28日に開園した県立公園で、榛名湖を含む395haという広大な自然公園(国有林である榛名富士、民有地の榛名湖西側一帯を除く)。

榛名湖周辺の自然を解説する「県立榛名公園ビジターセンター」にもぜひお立ち寄りを。

榛名公園遊歩道
名称 榛名公園遊歩道/はるなこうえんゆうほどう
所在地 群馬県高崎市榛名山町榛名山
電車・バスで JR高崎駅から群馬バス榛名湖畔行きで1時間25分、終点下車、徒歩20分。または終点から群北第一交通バス伊香保温泉行きに乗り換え3分、ロッヂ前下車、徒歩3分
ドライブで 関越自動車道渋川伊香保ICから約22km
駐車場 500台/無料
問い合わせ 榛名観光協会 TEL:027-374-5111
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
榛名湖

榛名湖

群馬県高崎市榛名湖町、吾妻郡東吾妻町にまたがる周囲約5kmのカルデラ湖が榛名湖(はるなこ)。榛名山(はるなさん、標高1391m)の噴火の際、カルデラの一部に水がたまってでき湖で、湖面面積が1平方キロ以上の自然湖としては、中禅寺湖(栃木県日光

榛名「湖畔の宿」記念公園

榛名「湖畔の宿」記念公園

昭和15年に発表された高峰三枝子の『湖畔の宿』(作詞・佐藤惣之助、作曲・服部良一)は、発売当時、戦時下であったために発売禁止的な扱いとなっていましたが、歌い継がれた戦後、「山の淋しい湖に」の歌い出しで一世を風靡。平成元年、榛名湖の西岸に、整

榛名山(榛名富士)

榛名山(榛名富士)

上毛三山のひとつ、榛名山(はるなさん)は中央火口丘の榛名富士(標高1390.5m)を中心に、最高峰の掃部ケ岳(1449m)、天目山(1303m)、相馬山(1411m)、二ッ岳(1343m)、烏帽子ヶ岳(1363m)、鬢櫛山(1350m)など

群馬県立榛名公園ビジターセンター

群馬県立榛名公園ビジターセンター

群馬県高崎市の榛名山(はるなさん)の山上、榛名湖畔に建っているのが群馬県立榛名公園ビジターセンター。山岳、森林、草原、湖沼などの自然豊かな馬県立榛名公園とその周辺の自然の生い立ちや、動植物をわかりやすく解説する施設。展示スペースは広くはない

榛名湖畔トテ馬車(榛名湖遊覧馬車)

榛名湖畔トテ馬車(榛名湖遊覧馬車)

群馬県高崎市榛名湖町、榛名湖の南岸にある県立榛名公園のロッジ前から「かんたろう号」でのんびりと湖畔の周遊を楽しむのが榛名湖の名物にもなっているトテ馬車(榛名湖遊覧馬車)。榛名湖は芦ノ湖などと同じカルデラ湖。つまり湖周辺は平坦な火口原で馬車で

 

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