群馬県利根郡片品村の丸沼高原と日本百名山の白根山(2578m/日光白根山)の中腹を結ぶロープウェイ。全長2500m、高低差600mを15分で結ぶゴンドラリフトです。定員8人のゴンドラ(家族、グループ単位で乗車可能)で一気に標高2000mまで上がることができます。
標高2000mは、ロープウェイで登る関東の最高所!
標高1400mの山麓駅から8人乗りのゴンドラが、自動循環され、混雑時でなければ待たずに乗ることができます。
ケージに入れればペット同伴も可能で、ケージがない場合には少し待って、ペットOKのゴンドラに乗車(大型犬など、乗車不可のケースも)。
15分の空中散歩で到達した山頂駅は、関東では、ロープウェイ、ケーブルカーで到達できる最高所。
山頂駅周辺には展望台を兼ねた「天空の足湯」(無料)、天空カフェ、コマクサ(6月下旬~8月下旬)やシラネアオイ(6月上旬~中旬)、エゾリンドウ(8月下旬~9月下旬)咲くロックガーデン、山岳信仰の名残りである二荒山神社などがあります。
天空テラスと名付けられた山頂駅一帯から眺める日光白根山は、主峰の奥白根山は印象的溶岩ドームで、明治時代には爆発の記録のある活火山。
山頂駅を起点とした自然散策路は一周45分。
宗教登山時代の大日如来、七色平まで歩く史跡散策路は一周2時間となっています(七色平避難小屋まで登るので天候や装備に留意を)。
山頂駅一帯は夏も涼しい亜高山帯針葉樹林帯で、オオシラビソ(アオモリトドマツ)、シラビソ、トウヒが茂り、森林浴にも絶好です。
山頂駅から日光白根山山頂へは登山道で所要2時間50分。
登山の装備が必要で、日光白根山山頂直下はかなりの急登、岩場となります(ハクサンシャクナゲの大群落)。
広大な丸沼高原スキー場のゲレンデはオートキャンプ場とサマーゲレンデになっていて、食事は山麓のお食事処「高原の駅丸沼」も利用可能。
丸沼高原スキー場には温泉も湧き、センターハウスでは日帰り入浴も可能(団体の予約などで不可の場合あり)。
ちなみに片品村は関東地方で唯一の特別豪雪地帯(豪雪地帯対策特別措置法に基づき指定された地域)。
冬場の豪雪で、雪解けが遅く、標高以上にアルペン的な植生、雰囲気があるのです。
日光白根山ロープウェイ | |
名称 | 日光白根山ロープウェイ/にっこうしらねさんろーぷうぇい |
所在地 | 群馬県利根郡片品村東小川4658-58 |
関連HP | 日光白根山ロープウェイ公式ホームページ |
ドライブで | 関越自動車道沼田ICから約38km。日光宇都宮道路清滝ICから約43km |
駐車場 | 400台/無料 |
問い合わせ | 丸沼高原総合案内 TEL:0278-58-2211 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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