雷電神社

雷電神社

北関東に位置する群馬県は雷の多い場所。群馬県板倉町(いたくらまち)の板蔵中央公園の西に建つ雷電神社は関東に数多い雷電神社の総本宮。社伝によると推古天皇6年(598年)、当時この地にあった伊奈良沼(現在の板倉沼=雷電神社東側の板倉工業団地と東洋大学板倉キャンパスは跡地)の小島に聖徳太子が祠を祀ったと伝わる古社。

雷電神社の総本宮に参拝

雷電神社

祭神は、火雷大神(ほのいかづちのおおかみ)、大雷大神(おおいかづちのおおかみ)、別雷大神(わけいかづちのおおかみ)、菅原道真(すがわらのみちざね)の4柱で、雷除けのほか厄除け、方位除け、雨乞い、豊作、学業成就などにご利益があります。
撫でると地震を除けて自信が湧き出る「なまずさん」も鎮座。

江戸時代初期の延宝2年(1674年)、館林藩藩主・徳川綱吉(とくがわつなよし=ただし江戸在住で館林に寄ったことは日光社参の帰路、一度だけ)が社殿を再建。
後に徳川幕府5代将軍となって神社も繁栄しました(「三つ葉葵」紋が使われています)。

現存する社殿は、天保6年(1835年)の築で群馬県の重要文化財。
浦島太郎、素戔嗚尊(すさのおのみこと)の大蛇退治、牛若丸と天狗、太真王夫人、神功皇后の御征韓が刻まれる彫刻は、石原常八(いしはらつねはち)の作品。

末社の八幡宮稲荷神社社殿は、戦国時代の天文16年(1547年)、飯野城主(飯野城=現在の板倉町飯野にあった中世の城)で赤井氏旗下・篠崎三河守の造営。
群馬県最古の神社建築で国の重要文化財となっています。

「館林七福神めぐり」の福禄寿を祀っており、1月には初詣、七福神巡りの参拝者で賑わいます。

渡良瀬川と利根川に挟まれた水郷地帯の板倉町。
雷電神社社前の「小林屋」、「林屋」は、鯰(なまず)料理が名物。
雷電神社の南1.5kmほどのところを流れる谷田川では、春秋の土・日曜、祝日には和船を使って『群馬の水郷 揚舟 谷田川めぐり』も実施しています。

雷電神社
名称 雷電神社/らいでんじんじゃ
所在地 群馬県邑楽郡板倉町板倉2334
関連HP 雷電神社公式ホームページ
電車・バスで 東武鉄道日光線板倉東洋大前駅からバスで15分、板倉町役場入口下車、徒歩13分。または、タクシーで10分
ドライブで 東北自動車道館林ICから約4km
駐車場 板倉中央公園駐車場を利用
問い合わせ 雷電神社 TEL:0276-82-0007/FAX:0276-55-0117
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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