玉原湿原

玉原湿原

群馬県沼田市、武尊山(ほたかやま/2158m)の山麓、玉原湖(ダム湖)の北側に広がる日本海型ブナ林に囲まれた湿原が玉原湿原(たんばらしつげん)。水芭蕉、ツルコケモモ、コバイケイソウ、ヒオウギアヤメなどが群生し、小尾瀬とも称されています。一帯は国有保安林(水源かん養保安林)となり、自然が守られています。

周囲の森は日本海型のブナ林

湿原は200万年前の武尊山の火山活動による溶岩流で誕生したもの。
谷を埋めた溶岩流により湖が生まれ、堆積によって湿原化したものですが、夜間電力を利用する揚水式ダム(玉原ダム)の完成により、水位が保たれたことで、湿原の乾燥化が防止されています。

玉原湖北の自然環境センターが湿原の入口で、ブナ平への探鳥路も整備されています。
湿原を一巡する木道も整備され、入口から30分ほどで探勝可能です。
ゴールデンウィーク頃の雪解けとともに、ミズバショウが見頃を迎えます(例年4月下旬~5月上旬)。

新緑は5月中旬~6月上旬で、その後、ヒオウギアヤメ(6月下旬〜7月下旬)、ミズギク(7月中旬〜8月下旬)、オクトリカブト(8月上旬〜10月上旬)などが咲き、紅葉の見頃は10月中旬~10月下旬。

明治42年の玉原林道の開通後、森林伐採や植林が行なわれ、昭和17年には湿原周辺に軍用馬の牧場もつくられました。
戦後の一時期には放置されていましたが、現在は国有林(水源涵養保安林)として保護され、自然林に近い姿に戻りつつあります。

ちなみにブナ林の植物層は積雪と深い関係があり、日本海側の多雪地帯と太平洋側の少雪地帯で特徴が大きく異なります。
玉原高原は分水嶺では太平洋側に位置しますが、多雪地帯のために混在する樹木の種数が少ない日本海型のブナ林となっています。

名称 玉原湿原/たんばらしつげん
所在地 群馬県沼田市上発知町
関連HP 沼田市観光協会公式ホームページ
ドライブで 関越自動車道沼田ICから約20km
駐車場 30台/無料
問い合わせ 沼田市観光協会 TEL:0278-25-8555
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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