いせさき明治館(黒羽根内科医院旧館)

伊勢崎藩医だった今村家が、明治45年に建てた現存する県内最古の擬洋風の医院建築がいせさき明治館(黒羽根内科医院旧館)。伊勢崎保健所、黒羽根内科医院などに使われましたが、黒羽根内科医院の新館完成で伊勢崎市へ寄贈され、現在地まで100mを曳き家して移転したもの。

伊勢崎にある明治45年築の擬洋風医院建築

棟札に「明治45年7月11日 今村信四郎 之を建つ、設計技師:阿部石松、棟梁:藤丸兼吉、副棟梁:相崎倉吉」と記されています。

シンメトリーな建物は、明治末の公共建築における擬洋風建築の典型。
洋風の造りは正面側外観と診察室や薬局に限られ、実は接客、居住関連の部屋は和風の意匠、造作となっており、和洋折衷の建物です。

いせさき明治館(黒羽根内科医院旧館)
名称 いせさき明治館(黒羽根内科医院旧館)/いせさきめいじかん(くろばねないかいいんきゅうかん)
所在地 群馬県伊勢崎市曲輪町31-4
関連HP 伊勢崎市観光物産協会公式ホームページ
電車・バスで JR・東武伊勢崎駅から徒歩10分
ドライブで 北関東自動車道波志江スマートICから約4km、伊勢崎ICから約6km
駐車場 5台/無料
問い合わせ 伊勢崎市文化財保護課 TEL:0270-63-3636
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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