西武新宿線特急「ニューレッドアロー」がガンダム風に大変身!

西武鉄道は2026年4月21日(火)、「10000系『ニューレッドアロー』が新宿線の新たな『観光特急』へ生まれ変わります」と発表。1編成をリニューアルし、2028年度より運行を開始しますが、注目はそのデザイン監修が、『機動戦士ガンダム』のメカニックデザインを担当した大河原邦男という点です。

西武新宿線の新しい観光特急として登場!

レッドアローは、1696年に初代の5000系が登場、1993年にニューレッドアロー(New Red Arrow)が投入され(1996年までに合計11本77両を導入)、西武新宿線では「小江戸」として運転されてきました。
シートピッチは5000系の930mmから1070mmへと拡大、西武新宿と川越を結ぶ観光客の輸送、そして通勤通学輸送とマルチに活躍してきました。

2027年春に新型特急「トキイロ」4編成(1編成8両)を導入することを受け、ニューレッドアローは引退となりますが、「トキイロ」が京王電鉄の座席指定特急や「S-TRAIN」などと同じ「ライナー型」の車両(クロスシートがロングシートに転換が可能)で、通勤通学に対応する特急という色彩が強くなることに。

西武新宿線は、小京都・川越を結ぶ観光路線としての色彩を残すために、お役御免となるニューレッドアローのうち、1編成を観光特急に変身させるというわけです。
一般席のほかに、半個室やソファ席を備えた特別感のある客室空間を有する特急ということで、「トキイロ」とは一線を画したものとなります。
バーカウンターを新設し軽食・ドリンクの提供を行なうと発表されているので、運行開始が待ち遠しい存在です。

メカニックデザイナーの草分け的な存在でもある大河原邦男は、『機動戦士ガンダム』に登場するモビルスーツのデザインで世界的に有名。
実は、『科学忍者隊ガッチャマン』、『ヤッターマン』、タイムボカンシリーズなどお馴染みの人気アニメのメカニックデザインをも担当、『機動戦士ガンダム』はその代表作となっています。

そのエピソードは数しれないほどありますが、鉄道車両の外装・内装デザインを一貫して手掛けるのは、今回が初めてということで、また新たな伝説が生まれることは確実です。

TOPの画像は、大河原邦男直筆のイメージ図

大河原邦男氏 (有限会社オフィス・ケイ)のコメント

1972年タツノコプロの科学忍者隊『ガッチャマン』でメカデザインの仕事に巡り合い半世紀以上が経ちました。

アニメ作品では列車を含め多くのメカをデザインしてきました。

列車が変形してロボットになると言ったデザインを多く経験してきましたが実際の鉄道のプロジェクトに関わるチャンスを頂けたことに感謝をするとともに責任を感じています。
多くの皆様に楽しんで頂けるような列車にする為最大の努力で臨みたいと思います。

西武新宿線特急「ニューレッドアロー」がガンダム風に大変身!
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