湯泉神社

湯泉神社

日本三名泉にも数えられる有馬温泉(兵庫県神戸市北区有馬町)の中心に鎮座するのが湯泉神社(とうせんじんじゃ)。有馬を最初に発見したと伝えられる大己貴命(おおなむちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)が祀られている神社。有馬温泉の総鎮守的な存在です。

有馬温泉の鎮守社

湯泉神社

平安時代初期に撰上された『延喜式神名帳』のなかに、492の大社のひとつとして湯泉神社(ゆのじんじゃ)と記載される古社。
温泉寺横から社殿へと続く石段は春には桜、梅雨時にはアジサイが咲きます。

明治の神仏分離、廃仏毀釈以前の神仏習合時代には、愛宕山麓の温泉寺境内に社殿がありましたが、明治18年、石段を上った愛宕山中腹へと遷されています。

平安の昔から子授けに御利益大として知られ、玉鉾さま(男性のシンボル形)、阿福(おふく)さまという子授けのお守りも授与されています。
男女のシンボルの形の奉納品を神前に供えるという風習に由来するもの。

湯泉神社
名称 湯泉神社/とうせんじんじゃ
所在地 兵庫県神戸市北区有馬町1908
関連HP 湯泉神社公式ホームページ
電車・バスで 神戸電鉄有馬温泉駅から徒歩12分、または六甲・有馬ロープウェー有馬駅から徒歩12分
ドライブで 阪神高速道路北神戸線有馬口ICから約3km
駐車場 周辺の有料駐車場を利用
問い合わせ 湯泉神社 TEL:078-904-0418
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
温泉寺(有馬温泉)

温泉寺(有馬温泉)

兵庫県神戸市北区有馬町、有馬温泉の愛宕山中腹にある古刹が温泉寺で、薬師如来の導きで有馬温泉を訪れた行基が神亀元年(724年)に建立したと伝えられているます。鎌倉時代に仁西(にんさい)が荒廃していた寺を中興し、12の僧坊を建立。その後火災で焼

極楽寺

極楽寺

兵庫県神戸市北区の有馬温泉にある古刹、極楽寺(ごくらくじ)。寺伝では推古天皇元年(593年)に聖徳太子が創建したと伝えています。本尊は阿弥陀如来ですが、有馬温泉を大火から守る火除け観音があることで有名。現在の境内は、豊臣秀吉の「湯山御殿」(

念仏寺

念仏寺

有馬温泉(兵庫県神戸市北区有馬町)の見晴らしの良い高台に建つ寺で豊臣秀吉の正室、北の政所(ねね)の別邸跡と呼ばれているのが念仏寺。寺の創建は天文7年(1538年)で谷之町にあったものが慶長年間(1596年〜1615年)に現在地に移転した。本

日本三名泉

日本三名泉とは!?

温泉のベスト3を表す、日本三名泉。江戸時代初期の儒学者で歴史書『本朝通鑑』を著すなど博物学者的な資質のあった林羅山が選んだ三名泉が草津温泉(群馬県草津町)、下呂温泉(岐阜県下呂市/当時は下呂ではなく湯島と表記)、そして有馬温泉(兵庫県神戸市

善福寺

善福寺

兵庫県神戸市北区有馬町、有馬温泉観光総合案内所脇の石段を上ったところにある小さな古寺が善福寺。行基が開基し仁西が再興したと伝えられる名刹で、鎌倉時代に彫られた寺宝の聖徳太子像は国の重要文化財。樹齢200年を超える一重の枝垂れ桜は「糸桜」と呼

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

よく読まれている記事

こちらもどうぞ