兵庫県姫路市にある戦国時代の古戦場の跡が青山古戦場跡。黒田官兵衛が父・黒田職隆(くろだもとたか)のもとを離れ初めて戦を指揮したのが青山・土器山の合戦。古戦場は現在の青山ゴルフクラブ一帯。現在の10番ホールと18番ホールにまたがる千石池(戦国池)周辺が激戦の地と伝えられています。
黒田官兵衛の初陣の地
「黒田官兵衛古戦場跡」と記された石碑には、永禄12年(1569年)、小寺官兵衛(黒田官兵衛)率いる軍勢が龍野城主・赤松政秀(あかまつまさひで)の軍勢を破り、初陣(ういじん)を飾ったとされる歴史が刻まれています。
傍らには黒田家の家紋に描かれた藤の木や目薬の木を植えるなど、黒田官兵衛ゆかりの地になっています。
姫路城の城主・小寺官兵衛(黒田勘兵衛)は青山に300人の伏兵を置き、奇襲攻撃をかけています。
黒田官兵衛は瓦ケ山(現在の船越山)に陣を構え、赤松軍は小丸山(青山ゴルフクラブ10番コース、青山西4丁目の住宅地一帯)に陣を敷き、小丸山への夜襲により300の手勢で3000の軍勢を破っているのです。
小丸山はかつては名前の通りの山でしたが、削られて現在は住宅地に変貌。
住宅地のどん詰まり、ゴルフ場となった千石池の南端に古戦場の碑が立っています。
青山古戦場跡 | |
名称 | 青山古戦場跡/あおやまこせんじょうあと |
所在地 | 兵庫県姫路市青山5-3地先 |
電車・バスで | JR姫路駅からタクシーで20分 |
ドライブで | 山陽自動車道山陽姫路西ICから約6.5km |
駐車場 | 2台/無料 |
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