兵庫県丹波篠山市今田町上立杭にあるのが明治28年に築窯された現存する丹波焼最古の登窯が丹波焼立杭登窯。全長47m、兵庫県の有形民俗文化財に指定される登窯で、丹波立杭陶磁器協同組合が中心となり、平成26年度から2年を費やして修復が行なわれ、平成27年秋には修復後の初焼成が行なわれています。
丹波焼の現存する最古の登り窯
山の勾配を利用した全長47mの登窯は、竹を割って伏せたような割竹式。
地元では「蛇窯」と呼ばれ、9袋の焼成室を有しています。
兵庫県の有形民俗文化財に指定されるほか、その築窯技術は、国の記録作成等の措置を講ずべき無形文化財(文化庁)にもなっています。
現在では、春のゴールデンウィークに開催される『丹波焼の里 春ものがたり』の行事の一環として焼成が行なわれ、昼夜を通して見学が可能となります。
近くには丹波伝統工芸公園 立杭陶の郷、兵庫陶芸美術館があります。
丹波焼立杭登窯 | |
名称 | 丹波焼立杭登窯/たんばやきたちくいのぼりかま |
所在地 | 兵庫県丹波篠山市今田町上立杭3-5 |
ドライブで | 舞鶴若狭自動車道三田西ICから約8.5km |
駐車場 | なし |
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