蔦の渕

蔦の渕

愛知県北設楽郡東栄町を流れる大千瀬川に懸かる滝が蔦の渕(つたのふち)。落差10m、幅70mと川幅いっぱいに懸かる滝で、地元では「奥三河のナイアガラ」と呼ばれています。蔦の渕には竜神伝説があり、竜宮城へ繋がっているとの伝説も。「とうえい温泉 花まつりの湯」から遊歩道を歩いた先に展望台があり、真横から眺めることができます。

「奥三河のナイアガラ」ながら、まだまだ穴場

蔦の渕

珪化安山岩(火成岩)の断崖に懸かる滝で、滝壺部分は柔らかい黒色泥岩。
つまりは、浸食のスピードの違い(差別浸食)で生まれた滝ということに(ナイアガラの滝と同じ)。

かつてお蔦という女性が滝壺に身を投げたという伝承が滝名の由来です。
滝の全景を眺める場合には町道沿いに駐車スペースを利用(東栄町立東栄小学校の東側)。

愛知県でも奥三河と呼ばれる山間部に位置するため、国道473号沿いにありながらも、まだまだ無名の滝。
近年、SNSで話題になりつつある滝です。

蔦の渕
名称 蔦の渕/つたのふち
所在地 愛知県北設楽郡東栄町下田
関連HP 東栄町公式ホームページ
電車・バスで JR飯田線東栄駅から町営バス東栄線でとうえい温泉前下車、すぐ
ドライブで 三遠南信自動車道鳳来峡ICから約14km
駐車場 とうえい温泉花まつりの湯駐車場、または、右岸駐車スペース
問い合わせ 東栄町振興課 TEL:0536-76-0502
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
日本のナイアガラ 15瀑

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本場のナイアガラの滝が有名なせいか、日本のナイアガラ、東洋のナイアガラなどと通称される滝は、なんと全国に15瀑もあります。ナイアガラの滝にスケールははるかに及ばないものの、岩質の軟らかい部分が削られて硬い部分が残る差別侵食という成因は同じも

 

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