崎方公園

崎方公園

長崎県平戸市、江戸時代初期にオランダ、イギリスの商館が建ち、西欧への玄関口となった平戸港、そして平戸の中心街を眼下にする絶景の公園が崎方公園。オランダ商館横のオランダ塀のある坂道を上っても、この崎方公園に到達します。園内には春にヒラドツツジが咲くほか、三浦按針の墓と夫婦塚、フランシスコ・ザビエル記念碑があります。

フランシスコ・ザビエルが滞在した木村宅があった地

崎方公園
フランシスコ・ザビエル記念碑
崎方公園
満開のヒラドツツジ

展望台のある場所は、遠見(とおみ)と呼ばれていますが、これはかつて、漁師や船乗りが置きを眺めた場所だと推測できます。

フランシスコ・ザビエル記念碑は、昭和24年、ザビエル来航400年を記念して建立された大理石造りの記念碑です。
フランシスコ・ザビエル(Francisco de Xavier)は、1550年8月に薩摩国(現・鹿児島県)平戸に来航。
領主・松浦隆信の許しを得て、2ヶ月ほどキリスト教の布教を行なっています。
その後、周防、岩国を経て京に向かいますが、戦乱による京の荒廃を知り、平戸に戻り、平戸や山口を拠点に布教活動を行なっています。

フランシスコ・ザビエルが滞在した木村宅があったのが現在の崎方公園。
平戸のキリスト教布教伝導の拠点となった場所がここです。

平戸城主の松浦隆信は、交易発展に繋がると考え、フランシスコ・ザビエルの布教を許し、家臣・籠手田安経(こてだやすつね)と一部勘解由(いちぶかげゆ)氏がキリスト教に改宗することを許します。
その結果、2人の領有した平戸島西海岸地域と生月島の住民がキリスト教に改宗しています。
平戸は、日本における日本における最初のキリスト教伝搬の地となったのです。

禁教時代には潜伏を続け、平戸市では平戸島の聖地と集落が世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産になっています。

崎方公園
平戸港を隔てた対岸には平戸城眺望(望遠で撮影)

崎方公園 DATA

名称 崎方公園/さきがたこうえん
所在地 長崎県平戸市崎方町2529
関連HP 平戸市公式ホームページ
電車・バスで JR佐世保駅前から西肥自動車バス平戸桟橋行きで1時間25分、終点下車、徒歩5分
ドライブで 西九州自動車道(武雄佐世保道路)佐世保みなとICから約36km
駐車場 平戸港交流広場駐車場(50台/2時間まで無料、以降有料)
問い合わせ 平戸市観光課 TEL:0950-22-4111
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
三浦按針の墓

三浦按針の墓

2018年11月26日

 

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