本願寺神戸別院

兵庫県神戸市中央区にある浄土真宗本願寺派（西本願寺）の寺が、本願寺神戸別院。昭和5年築、インド様式を取り入れたユニークな外観（インド風仏教式鉄筋造り）から、「モダン寺」と呼ばれていましたが、平成7年、老朽化に伴い旧寺院のイメージを残して改築されています。

平成7年、老朽化に伴い旧寺院のイメージを残して改築

寛永16年（1639年）に寺号を授与された善福寺を前身とする寺で、明治11年に別格別院に。
昭和5年に建てられた本堂には椅子が並び、外観だけでなく、その内部の装いからも「モダン寺」と呼ばれたのです。

昭和35年8月から浄土真宗本願寺派（西本願寺）本山直属に。
平成7年に完成した現在の建物は、仏前結婚式もできるホールや会議室などを備えた近代的な施設、本堂の外陣も椅子席です。
浄土真宗では、日の吉凶を問わないため、参列者が集まりやすい日に式を挙げることができ、衣裳についても和洋を問いません（1年前から予約可能）。
浄土真宗の門信徒の家庭に生まれた赤ちゃんが初めて寺にお参りする初参式（出産後100日または、その後の適当な時期）も受付。

神戸復興の先駆けとしてライトアップも実施されています。