札幌市街南西に位置する、藻岩山山頂(標高530.9m)にあるの展望台。藻岩山観光自動車道、あるいは「もいわ山ロープウェイ」と「もーりすカー」を乗り継げば山頂の展望台に歩かずに到達できます。晴れた日の昼なら支笏湖を囲む樽前山などの外輪山や、石狩湾まで眺望できます。日没後は煌めく夜景が素敵で「日本新三大夜景」にも選定。
中腹駅から「もーりすカー」で山頂展望台へ!
藻岩山観光自動車道を利用しても「もいわ山ロープウェイ」終点の中腹駐車場まで。中腹駐車場は、80台の駐車スペースしかなく、満車となると入山できないシステムなので、観光シーズンなどにはロープウェイ利用が確実。
中腹駅、中腹駐車場から「もーりすカー」で上った山頂には山頂駅があり、展望台のほかレストラン「THE JEWELS」、プラネタリウムの「スターホール」があります。
レストラン「THE JEWELS」では、シェフのおまかせランチから、本格的なランチコース、ディナーコースが味わえます。
ホームページからの予約も可能なので、札幌でのディナーを藻岩山山頂でというロマンチックなプランも可能。
ロープウェイ+もーりすカー(往復)の乗車券、レストラン「ザ ジュエルズ」の食事(ランチまたはディナー)がセットのなった、お得な乗車券も発売。ただし、レストラン「ザ ジュエルズ」利用は事前の予約が必要となります。
土産などは、もいわ中腹駅内のお土産コーナー「もいもいのお店」で販売。
夜景も楽しめる石狩平野一望の展望台
藻岩山は、アイヌ語で、物見をする場所という意味のインカルシペ(inkar-ush-pe=眺める・いつもする・ところ)と呼ばれた地。
幕末の探検家・松浦武四郎は『後方羊蹄日誌』(しりべしにっし)に「往古より山霊著しき由にて土人等深く信仰せり」と記しています。
モイワ(mo-iwa=小さい山)と呼ばれたのは実は今の円山(まるやま)あたりで、後世の人が誤ったもの。
もいわ山展望台からは藻岩山北斜面に広がる原生林、札幌市街はもちろん、石狩湾、石狩平野、暑寒別の山脈などの景観が広がり、とくに夜景の美しさは格別。
徒歩の場合は山麓の慈啓会登山口から藻岩山自然遊歩道を歩けば、徒歩1時間ほどで山頂に到達。
藻岩山は、恋人の聖地にも認定され、山頂の展望台には「幸せの鐘」が設置されています。
山頂駅「スターホール」で南京錠も販売され、「手すりに南京錠をロックすれば、愛が永遠に・・・」とのこと。
泊まって納得! 取材班おすすめ札幌&札幌近郊の宿
札幌にはシティホテルを中心に数多くの宿がありますが、取材班を含め頭を悩ますのは、駐車場の確保と駐車料金。そして夕食。
札幌も新しいホテルが増えていますが、決め手は、都市部ゆえにあえてサービスなどのレベル(ソフト)と温泉、そして総合的なコストパフォーマンス。
意外に知られていませんが、公共の宿も狙い目です!
札幌プリンスホテルタワー
温泉付きのシティホテルで、札幌探勝の基地に絶好。
JR札幌駅との間には無料のシャトルバスが運行されています。
「日本新三大夜景」を地上100m、28階の「スカイラウンジ トップ オブ プリンス」から眺めるのをお忘れなく!(ノンアルコールカクテルも用意され、ファミリーでの利用も歓迎とのこと)
札幌北広島クラッセホテル
少し外れた北広島にありますが、窓から広がる景観はいかにも北海道で、道外からの旅行者にも好評。
天然温泉の大浴場、和洋中折衷ブッフェの夕食と、ファミリーにも人気です。
高層階確約のデートプランなども用意され、TPOに合わせて活用できます。
しかも、札幌市街から少し離れるだけで、コスパもグンとアップします!
札幌サンプラザ
札幌勤労者職業福祉センターが運営する公共の宿。
とはいえ、ネット予約も可能だし、普通のシティホテルのように使えます。
財布にやさしい料金設定で、ファミリーにもおすすめです。
ホテルノースシティ
北海道都市職員共済組合が運営の公共の宿(シティホテル)。
緑豊かな中島公園に近く、豊平館などへの散歩も可能。
藻岩山展望台 | |
名称 | 藻岩山展望台/もいわやまてんぼうだい |
所在地 | 北海道札幌市中央区伏見5-3-7 |
関連HP | もいわ山ロープウェイ公式ホームページ |
電車・バスで | 路面電車西4丁目駅からすすきの行きで20分、ロープウェイ入口下車、もいわ山ロープウェイで5分、リフトに乗り継ぎ3分 |
ドライブで | 道央自動車道北広島ICから約16kmで藻岩山観光自動車道路入口 |
駐車場 | 80台/無料 |
問い合わせ | もいわ山ロープウェイ TEL:011-561-8177/FAX:011-561-8178 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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