相泊温泉

知床半島羅臼側の道道終点、相泊(あいどまり)集落にあり、昆布漁を営む地元の人が採掘した、海岸に湧く温泉。7月~9月の漁期には、玉石の浜に小屋掛けもできます。湯船の底から湧き出した温泉につかり、オホーツク海を目の前に眺めながらの入浴が楽しめます(消波のテトラポットが前面に置かれています)。

昆布漁の漁師が利用する小屋掛けの温泉

冬場には荒れた根室海峡の波や接岸する流氷で、湯船部分は玉石で埋まってしまいます。
夏を前にして、毎年、地元の人が重機で石をどけ、簡易な小屋掛けをつくるという「魚の城下町」がキャッチフレーズの、知床羅臼らしい露天風呂。

建物中央の板で、男女別に分けられてはいますが、海側からは丸見えなので、日中の女性の入浴には少々勇気が要ります。

泉質は食塩泉で、入浴自由。

ちなみに一帯の海域(羅臼町ではルサ川から半島先端部)は世界自然遺産に登録されています。
つまり、相泊温泉は世界遺産のなかに湧く秘湯ということに。

相泊温泉
名称 相泊温泉/あいどまりおんせん
所在地 北海道目梨郡羅臼町相泊
関連HP 羅臼町公式ホームページ
電車・バスで 阿寒バス羅臼営業所から相泊行きで45分、終点下車、すぐ
ドライブで 根室中標津空港から約85km
駐車場 6台/無料
問い合わせ 羅臼町産業創生課 TEL:0153-87-2126
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
相泊温泉

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2019年5月14日

 

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