根室中標津空港

根室中標津空港

北海道標津郡中標津町、「地球が丸く見える」とPRする開陽台近くにある飛行場が、根室中標津空港。根室・羅臼方面の観光の拠点で、東京(羽田)、札幌(新千歳)とをANA、札幌(丘珠)とをJALが結んでいます。この根室中標津空港が日本最東端の空港ということに。

日本最東端の空港の周囲には牧草地が広がる

根室中標津空港

戦争が激化した昭和19年、対ソ連の北海道防衛の拠点として、日本海軍の標津第一航空基地(中標津飛行場)として開港した歴史ある空港で、新滑走路が完成した平成2年にジェット化され、平成9年に2000mに拡張されています。

知床半島の付け根、武佐岳をバックに牧草地が広がるなかに位置するのが根室中標津空港。
ヘリなどが有視界飛行で飛ぶと、直線道路が並走して、どこが滑走路なのかわからないくらい。
離着陸時には、北海道遺産にもなっている根釧台地の格子状防風林(牧草地などを取り囲む幅180m、総延長648㎞の林帯)がよくわかります。

空港連絡バスは根室とを結んで根室交通が運行。
羅臼方面などへは中標津ターミナルでの乗り換えが必要なので、旅行者はレンタカーを借りるのが一般的です。

ターミナル1階が到着ロビー、2階が出発ロビーで、2階には売店、レストランが営業。
3階が「展望台デッキ」で、武佐岳や知床連山を眺望。
5月下旬〜6月にかけてなら、知床連山の遠音別岳(おんねべつだけ)では残雪がキツネが振り返ったように見える「見返りキツネ」の雪形が現れます。

海側からの離発着は、根室海峡を隔てて国後島となるため、急旋回で滑走路に降りる、または札幌、羽田を目指すことになります。
逆に西側からの着陸時には左手に摩周湖を眺めることも。

根室中標津空港
名称 根室中標津空港/ねむろなかしべつくうこう
所在地 北海道標津郡中標津町北中16-9
関連HP 根室中標津空港公式ホームページ
電車・バスで JR根室駅から空港連絡バスで1時間40分
駐車場 第1駐車場(210台/無料)、第2駐車場(147台/無料)
問い合わせ 中標津空港案内所 TEL:0153-73-5651/FAX:0153-73-5695
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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