ミニ尾瀬公園

ミニ尾瀬公園

福島県南会津郡檜枝岐村、国道352号沿い、8haの敷地にミズバショウ、リュウキンカ、ザゼンソウなど尾瀬に咲くさまざまな草花を中心に、約100種100万株の植物が植栽される公園がミニ尾瀬公園。湿原エリア、ロックガーデン、山里山野草エリアに整備され、尾瀬の自然を気軽に楽しむことができます。

尾瀬の夏をひと足早く、手軽に体感!

水芭蕉、ニッコウキスゲ花咲く尾瀬の夏をひと足早く、手軽に体験できる公園として、平成11年5月にオープンしたのがミニ尾瀬公園。
標高950mと尾瀬ヶ原(標高1400m)、尾瀬沼(1660m)より標高が低いため、尾瀬の花を1ヶ月ほど早く鑑賞することができます。

一部にバリアフリー化が施された園内には、川や滝、木道などが設けられた所要40分ほどの散策コースも整備され、少し遠くにはなりますが燧ヶ岳の勇姿も眺望可能。
また、日本山岳会の創設者のひとりで、尾瀬の自然を広く世に紹介した登山家で植物学者の武田久吉(たけだひさよし)博士の遺品や書物を収蔵展示する「武田久吉メモリアルホール」や、山岳写真家・白籏史朗の尾瀬の作品などを展示した「尾瀬写真美術館」、福島県二本松市出身の書家・丹治思郷氏の作品を展示した「尾瀬書美術館思郷館」、名曲「夏の思い出」を作詞した江間章子自筆の「夏の思い出詩碑」、作曲家・中田喜直の「夏の思い出譜碑」もあります。

「中田喜直夏の思い出譜碑」は、陶板に譜面と中田喜直自筆の詩を尾瀬の風景と合わせて焼き付けたもの。
センサーが付いており『夏の思い出』のメロディが流れる仕組みです。

ミニ尾瀬公園で観察できる花

4月=水芭蕉、福寿草、リュウキンカ、ザゼンソウ、キクザイチゲ、イカリソウ、シラネアオイ、カタクリ、セリバオウレンなど                     
5月=水芭蕉、リュウキンカ、イワカガミ、シラネアオイ、ヒメシャクナゲ、ショウジョウバカマ、イカリソウ、セリバオウレン、 ツバメオモト、イチリンソウ、ヒトリシズカなど
6月=チングルマ、レンゲツツジ、ヒオウギアヤメ、ミツガシワ、クリンソウ、キヌガサソウ、ハクサンチドリ、モウセンゴケなど

ミニ尾瀬公園
名称 ミニ尾瀬公園/みにおぜこうえん
所在地 福島県南会津郡檜枝岐村左通124-6
関連HP 尾瀬檜枝岐温泉観光協会公式ホームページ
ドライブで 東北自動車道西那須野塩原ICから約91.6km
駐車場 100台/無料
問い合わせ ミニ尾瀬公園 TEL:0241-75-2065
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
尾瀬写真美術館

尾瀬写真美術館

福島県南会津郡檜枝岐村、国道352号沿いに整備されたミニ尾瀬公園内にある美術館が尾瀬写真美術館。尾瀬や南アルプスなどを精力的に撮影し、山岳写真の第一人者として知られる白籏史朗(しらはたしろう)の尾瀬に関する写真を飾る美術館です。白籏史朗の撮

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

よく読まれている記事

こちらもどうぞ