眼鏡橋(三国港駅)

眼鏡橋

福井県坂井市、えちぜん鉄道三国芦原線の終着駅三国港駅近くにある跨線橋が眼鏡橋(めがねばし)。レンガ造りの単アーチ橋はいわゆる「ねじりまんぽ」(アーチ端部が鋸歯状)スタイル。大正2年築で国の登録有形文化財になっています。大正2年に鉄道院が三国線を三国港荷扱所まで三国駅の構内扱いで延伸する際に完成したもの。

国の登録有形文化財になったレンガ造りの跨線橋

眼鏡橋(三国港駅)

線路と橋が斜めに交差するため、京都の蹴上などでも見ることができる「ねじりまんぽ」という独特のスタイルとなったもの。
橋の上部から覗きこめば、斜角右60度という特徴的な意匠がよくわかります。
「ねじりまんぽ」は、明治初期から大正初期まで、関西を中心に築かれたレンガ建築の様式で、確認されているのは29ヶ所。
福井県下ではこの眼鏡橋のみです。
三国港駅のホーム端にある眼鏡橋竣工の碑が設置されています。

眼鏡橋(三国港駅)
名称 眼鏡橋(三国港駅)/めがねばし(みくにみなとえき)
所在地 福井県坂井市三国町宿
関連HP 坂井市公式ホームページ
電車・バスで えちぜん鉄道三国港駅からすぐ
ドライブで 北陸自動車道金津ICから約15km
問い合わせ 坂井市文化財課 TEL:0776-50-3164
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
蹴上ねじりまんぽ

蹴上ねじりまんぽ

三条通から南禅寺に抜ける歩行者用の小径にあるレンガ造りのトンネルが蹴上ねじりまんぽ。その上には琵琶湖疏水(びわこそすい)が通り、船を運んだ傾斜鉄道、インクラインがありました。「ねじりまんぽ」とはレンガの組み方で、大きな負荷に耐えられるよう、

 

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