松見公園展望塔

松見公園展望塔

松見公園は、茨城県つくば市街の中心、つくばメディカルセンター病院の南に位置する3.8haの都市公園。中央に日本庭園の池が配されていますが池に突き出すようにして建てられているのが松見公園展望塔(松見タワー)。巨大な栓抜き(せんぬき)という風体のコンクリートの展望塔で、高さ44.4m。

筑波学園都市の公園に建つ栓抜き型タワー

タワーを含む全体の設計は、1970年(昭和45年)の日本万国博覧会(大阪万博)でエキスポタワーを築き、1985年(昭和60年)の国際科学技術博覧会(つくば科学万博)ではマスタープラン作成委員として外国館をデザインした菊竹清訓(きくたけきよのり)で、昭和51年6月1日の開園時にレストハウスとともに手掛けています。

タワーはその形状から地元で「栓抜き」と通称されていますが、菊竹氏自身は「展望台を両腕で支えて立つ人形(ひとがた)のようにみえる」(「菊竹清訓作品集2『型』の概念」1990年・求龍堂)と語っています。
つまりは栓抜きではなく、人形(ひとがた)。
たしかに神社などで用意される人形(ひとがた)にも似ています。

11階の展望台部分までエレベーターで上ることができ、最上階の屋上へは階段を利用する仕組み。
屋上のオープンエア部分からはつくば市街はもちろん、筑波山を一望にできます。

松見公園展望塔
名称 松見公園展望塔/まつみこうえんてんぼうとう
所在地 茨城県つくば市天久保1-4
関連HP つくば市公式ホームページ
電車・バスで つくばエクスプレスつくば駅から徒歩15分
ドライブで 圏央道つくば中央ICから約5km
駐車場 松見公園駐車場(53台/20分まで無料、以降有料)
問い合わせ 松見公園 TEL:029-851-5705/FAX:029-851-5705
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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