浅野川大橋の上流側に架かる木造風の歩行者専用橋が梅ノ橋。明治43年に架けられたのが初代の橋です。「廓の客の一人が言いだしてかけた、廓へのかよい橋である」と作家の井上雪が『廓のおんな』に書いているとおり、ひがし茶屋街へと歩くには最適な橋になっています。
中心街からひがし茶屋街を結ぶ木造風の橋
昭和28年の大水で流出しましたが昭和53年に鋼橋で再建。
泉鏡花の『卯辰新地』(大正6年)には「京の四条の団粟橋(どんぐりばし)になぞらえたと云う、近頃、かかった夜目にも新しい小橋」と記されています。
夜間(日没〜21:00)はライトアップされて美しいので、金沢ライトアップバスに乗車したらぜひ寄り道を。
テレビのロケ地としてもたびたび登場しています。
泉鏡花が好んで散策をした浅野川の畔は「鏡花の道」(天神橋〜梅ノ橋〜浅野川大橋~中の橋)として親しまれ、梅ノ橋のたもと、天神橋側には主人公の瀧の白糸の像や碑が立てられています。
梅ノ橋 | |
名称 | 梅ノ橋/うめのはし |
所在地 | 石川県金沢市橋場町 |
関連HP | 金沢市観光協会公式ホームページ |
電車・バスで | JR金沢駅から周遊バスで10分、橋場町下車、徒歩5分 |
ドライブで | 北陸自動車道金沢東ICから約4.6km |
駐車場 | 東山河畔観光駐車場(14台/有料)・東山観光駐車場(15台/有料) |
問い合わせ | 金沢市文化財保護課 TEL:076-220-2469/FAX:076-224-5046 |
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