白峰温泉総湯

白山の西麓、豪雪地帯で知られる白山市白峰地区（旧白峰村）にある白峰温泉の総湯（共同湯）。泉質は全国的にも珍しい純重曹泉（ナトリウム-炭酸水素塩泉）で湯上がりの肌が絹のようにツルツルすべすべになることから「絹肌の湯」と呼ばれています。これは重曹泉の、皮膚の余分な代謝分泌物を乳化して洗い流す作用によるもの。

「絹肌の湯」と呼ばれる白峰温泉の木造りの総湯

白山山麓の雪深い白峰地区は江戸時代から明治時代に建てられた特色ある集落が残され、国の「白峰重要伝統的建造物群保存地区」に指定されています。
平成20年11月に地元木材を活用して建てられたという豪壮な建物は、そんな景観にふさわしい造りに。
木造りの広々とした大浴場と露天風呂が備わっていて、館内の雰囲気から入浴しながら白山に抱かれた地に息づく独自の文化を知ることができる仕組みに。
大浴場に併設の露天風呂は、檜風呂と岩風呂があるので週替わりに男女が交代となっています。
休憩コーナーも併設され、白山登山の人の利用も多いのが特長に。

2017年に掘削した新源泉の湯を使っており、炭酸水素イオンの含有量は温泉水1kg中あたり1959mg。
「美肌効果があるとされる炭酸水素イオンが従来よりも倍以上になり、入浴後のつるつる感が増しました」とのこと。
角質を軟化させて肌をなめらかにする「美肌の湯」を、ぜひ体感したいところ。

隣接してお食事処・お土産処・白峰特産品販売施設「菜さい」があり、食事や土産の購入ができます。

白峰温泉総湯
名称	白峰温泉総湯／しらみねおんせんそうゆ
所在地	石川県白山市白峰ロ-9
関連HP	白山市観光連盟公式ホームページ

電車･バスで	北陸鉄道石川線鶴来駅から加賀白山バス白峰温泉行きで1時間、終点下車、徒歩3分
ドライブで	北陸自動車道小松ICから約45km
駐車場	40台／無料
問い合わせ	白峰温泉総湯 TEL:076-259-2839
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