内灘砂丘

内灘砂丘

石川県金沢市粟崎町からかほく市に至る延長20kmの砂丘で、日本海と河北潟(かほくがた)を隔てるのが内灘砂丘。途中、河北潟干拓事業で造られた河北潟放水路が通っていまする。幅1km、平均標高約20mの砂丘は、かつて「米軍試射場反対闘争」で全国的に有名に。井上靖『波の音』、五木寛之『内灘夫人』などの舞台としても有名。

広大な砂丘にニセアカシアの白い花が咲く

能登半島にぶつかって転回する海岸流と、冬の季節風(西風)によって砂が運ばれ、堆積し、砂丘が誕生したもの。
内側から海側にかけて何列もの砂丘が並行する山脈状海岸砂丘で、内灘砂丘の最高所では標高58.2mにもなっています。

内灘砂丘は「不毛の地」と称されることもありましたが、米軍試射場接収の見返り事業として実施された防砂林の造林事業でニセアカシア・クロマツ・ネムノキの苗木を大規模に植林し、その背後に農地や住宅地が誕生しています。
三島由紀夫の小説『美しい星』にはその造林の様子が描かれています。

五木寛之『内灘夫人』は、昭和27年9月に当時の内灘村にもちあがった米軍試射場建設に端を発する内灘闘争に参加し、結ばれた学生夫婦のその後の物語。

砂丘の一部は畑や水田としても利用され、宇ノ気町大崎には全国的にもユニークな石川県立の砂丘地農業研究センターがあり、 巨峰の2倍になる粒の大きさの「ルビーロマン」などの新品種も開発されています。

広大な砂浜と風を生かして内灘町では『世界の凧の祭典』をゴールデンウィークに実施。
夏にはハマナスが花と実をつけます。

海岸沿いに、自動車専用道路「のと里山海道」(能登有料道路が無料化)、能登海浜自転車道が通っています。

観光的な拠点は、内灘総合公園一帯で、展望台、恋人の聖地「見晴らし台」、内灘町サイクリングターミナル、海岸の砂丘には米軍試射場着弾地観測所跡(権現森)があります。

名称 内灘砂丘/うちなださきゅう
所在地 石川県河北郡内灘町向粟崎〜宮坂、大根布
関連HP 内灘町公式ホームページ
電車・バスで 北鉄浅野川線内灘駅から徒歩20分
ドライブで 北陸自動車道金沢東ICから約9km
問い合わせ 内灘町地域振興課 TEL:076-286-6708
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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