白米の千枚田

白米の千枚田

石川県輪島市、小富士山(427.4m)の山すそが海に落ち込む急斜面に階段状につくられた千枚田が白米の千枚田(しらよねのせんまいだ)。2haの斜面に2000枚以上の田が造られ農水省の「日本の棚田百選」にも選ばれています。ひとつの田の大きさはわずかに3畳ほど。棚田のうち1004枚は平成13年に国の名勝に指定されています。

田植えは5月中旬、稲刈りは意外に早く9月中旬~下旬

作業が機械化できないので日本中の棚田は荒廃が進んでいますが、この白米では輪島の市民のボランティアなどの協力、白米千枚田オーナー制度(毎年、オーナー会員、トラスト会員、企業会員を募集)もあり、美しい棚田が現役で残されています。
田植えは5月中旬、稲刈りは意外に早く9月中旬~下旬です。
4月中旬〜8月には夕日と棚田という写真の撮影も可能。
毎年10月中旬〜3月中旬には、棚田のあぜに2万1000個のソーラーLEDを設置し、日没から4時間に渡ってイルミネーションが楽しめる光のイベント『あぜのきらめき』を実施しています。

輪島と曽々木海岸を結ぶ国道249号の中間点にある道の駅「千枚田ポケットパーク」。
レストハウスがあるだけのまさにポケットパークですが、白米の千枚田を見学するのには絶好の場所。
「千枚田レストハウス」(8:30から17:00、無休)では地元の海産物店・小島商店などが入店し天然岩のり、蒸しアワビなどを購入可能。
レストハウス「きらめき」では食事もできます。
また展望台からは棚田はもちろん遠く七ツ島まで眺望。

石川県で「日本の棚田百選」に選定される棚田は、白米の千枚田のほか、大笹波水田(志賀町)、奥山田の棚田(津幡町)の3ヶ所です。

白米の千枚田
『あぜのきらめき』

取材・画像協力/石川県観光連盟

白米の千枚田
名称白米の千枚田/しらよねのせんまいだ
所在地石川県輪島市白米町8-99-4
関連HP白米千枚田輪島市公式ホームページ
電車・バスでのと鉄道七尾線和倉駅から能登中央バス輪島行きで60分、道の駅輪島下車、奥能登観光開発バス曽々木行きに乗り換え20分、白米下車すぐ
ドライブでのと里山海道のと里山空港ICから約25km
駐車場道の駅千枚田ポケットパーク駐車場(51台/無料)
問い合わせ輪島市交流政策部観光課 TEL:0768-23-1146
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
大笹波水田

大笹波水田

石川県羽咋郡志賀町、能登の景勝地、ヤセの断崖、義経の舟隠しから少し南に位置する海岸段丘にある「日本の棚田百選」選定の棚田が大笹波水田(おおささなみすいでん)。長方形の棚田が規則正しく並び、その数は180枚。能登の他地区の棚田に比べ畝(うね)

あぜのきらめき(白米千枚田)

あぜのきらめき(白米千枚田)2023-2024

2023年10月21日(土)~2024年3月10日(日)に、石川県輪島市の白米千枚田(しろよねせんまいだ)で、大規模なイルミネーションイベント『あぜのきらめき』が開催。棚田のあぜに2万5000個のソーラーLEDを設置し、日没後(日没を感知し

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