岩手県八幡平市・秋田県鹿角市、松川渓谷・松川温泉と、八幡平山上、岩手・秋田県境となる見返峠を結ぶのが、八幡平樹海ライン。見返峠の直下で八幡平アスピーテラインで合流する山岳ドライブウェイで、正式名は、岩手県道・秋田県道318号(八幡平公園線)。
沿線には藤七温泉、蓬莱境、噴泉「太古の息吹」も
全長17.1kmのうち、秋田県側はわずかに0.913kmしかありませんが、岩手県道・秋田県道318号(八幡平公園線)が正式名。
松川温泉側からのアプローチはやや「裏登山道」の雰囲気があるので、走行する車も少なく、快適なドライブが楽しめます。
ただし、カーブが連続する場所もあるので運転は慎重に。
岩手山を正面に望む場所もあり、車窓風景が刻々と変化。
しかも八幡平樹海ライン途中には、東北最高所の温泉・藤七温泉「彩雲荘」、蓬莱境もあり、藤七温近くには噴泉「太古の息吹」もあり、寄り道にも絶好です。
藤七温泉の東側にある蓬莱境は、八幡平火山が噴火した時に転がり出た溶岩が集まってできた天然の庭園。コメツガやアオモリトドマツが生い茂り、蓬莱沼がアクセントを付けています。
「太古の息吹」は、泉温93度という高温の単純硫黄泉が勢いよく湧出。
藤七温泉・蓬莱境一帯を源流にする藤七沢には藤七硫黄鉱山跡もありますが、道も廃れてしまっています。
八幡平樹海ラインは、八幡平アスピーテラインより秋の閉鎖が早く、春の開通が遅いので注意が必要(開通期間は例年11月初旬~ 4月下旬)。
GWの開通直後は、雪の回廊が期待できます。
紅葉でも有名で、紅葉の見頃は例年10月上旬~中旬。
八幡平樹海ライン | |
名称 | 八幡平樹海ライン/はちまんたいじゅかいらいん |
所在地 | 岩手県八幡平市・秋田県鹿角市 |
関連HP | 八幡平市観光協会公式ホームページ |
ドライブで | 東北自動車道松尾八幡平ICから約16km |
問い合わせ | 八幡平市観光協会 TEL:0195-78-3500 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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