やぶ屋花巻総本店

やぶ屋花巻総本店

わんこそばのルーツは、岩手県盛岡市説と、花巻市説の2説がありますが、花巻市を代表するそば、わんこそばの老舗が、やぶ屋花巻総本店。創業(大正12年)当時、宮沢賢治も足繁く通い「天ぷらそばと三ツ矢サイダー」を注文していたという賢治ゆかりの老舗です。

宮沢賢治も通った花巻のそば店

玄そばは、岩手県産を使い、小麦粉2割の二八そば。
麺作りに欠かせない水は、岩手の天然水を使うというこだわりようです。
そばのつゆ(出汁)は本枯節を使用し、代々引き継いだ「かえし」を加えて仕上げています。

宮沢賢治は、店が開いた大正12年頃は、花巻農学校に勤務(大正13年、童話集『注文の多い料理店』出版)。
「やぶ屋」を、英語で薮(やぶ)を意味するブッシュ(bush)と洒落て、弟・清六や生徒を連れて店に来ていたのだとか。
創業者・佐々木圭三氏と宮沢賢治は仲が良く、賢治は常連だったのです。
その時、決まって注文したのが「天ぷらそばとサイダー」。
というわけで今もメニューには「天ぷらそばと三ツ矢サイダー」がセットの「賢治セット」が用意されています。
当時、賢治は月給80円に、賞与100円と生涯のうち、もっとも安定していた時代。
天ぷらそばは15銭ですが、サイダー(大正10年販売開始の「三ツ矢シャンペンサイダー」)は高価で23銭もした時代、宮沢賢治は「原稿が売れたらブッシュに行くぞ!」と、せっせと原稿を書き溜め、東京に送ったのです。

給仕さんが付いてそばを椀に入れる「名物わんこそば」は、基本は2名から(1名の場合は応相談)。
「名物わんこそば」注文者すべてに「大食い証明書」が発行され、見事100杯以上をたいらげれば、「横綱記念手形」がもらえる仕組み。
小学生用には「お子様わんこそば」も用意されているので、ファミリーでチャレンジができます。

支店として、「盛岡駅ビル フェザン店」があり、わんこそば以外に、「フェザン店限定 お試し10杯コース」が用意されています。

画像協力/やぶ屋花巻総本店

やぶ屋花巻総本店
天ぷらそばと三ツ矢サイダーがセットの「賢治セット」
やぶ屋花巻総本店
名称 やぶ屋花巻総本店/やぶやはなまきそうほんてん
所在地 岩手県花巻市吹張町7-17
関連HP やぶ屋公式ホームページ
電車・バスで JR花巻駅から徒歩10分
ドライブで 東北自動車道花巻南ICから約3km
駐車場 80台/無料
問い合わせ やぶ屋花巻総本店 TEL:0198-24-1011/FAX:0198-22-3141
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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