男木島灯台

男木島の北端に明治28年に建てられた全国でも珍しい総御影石造りの灯台が男木島灯台。日清戦争直後の海運助成策で、急増する瀬戸内海航路の安全のために灯台が建設されました。総御影石造りで無塗装の灯台は角島灯台(つのしまとうだい/山口県)と全国2ヶ所だけ。

備讃瀬戸東航路の海上ラッシュを見守る

男木島の北側の備讃瀬戸には、備讃瀬戸東航路(航路の中央から右側航行)が設定され、1日の船舶通行量は1000隻弱(17:00頃が通行のピーク)という明石海峡に次いで全国第2位の海上交通ラッシュ。
昭和62年に無人化されましたが、今も瀬戸内海の海上交通を守る貴重な灯台となっています。

昭和32年に公開された映画『喜びも悲しみも幾歳月』(監督・木下恵介、主演・佐田啓二、高峰秀子) の舞台になったところで、『日本の灯台50選』のひとつ。

灯台に使用されている石材は,香川県産の御影石「庵治石」(良質の御影石)。
地上から灯頂までの高さ12.4m、光達距離は12.5海里(約23km)です。

灯台は見学できる参観灯台ではありませんが、隣接して職員の官舎(吏員退息所)を改造して平成6年に公開された「男木島灯台資料館」もあるので見学を。
男木島灯台は、Aランクの保存灯台(Aランクの保存灯台は全国に23基)で日本の灯台50選、土木学会の選奨土木遺産になっています。

男木島灯台を見下ろす男木島園地の遊歩道には「男木水仙郷をつくる会」により、水仙が植栽されています。
2月には甘い香り漂うかれんな水仙1100万株(男木島第二水仙郷)が満開に。
男木島灯台からは徒歩10分ほどです。

灯台を眺める遊歩道沿いに可憐な水仙が咲き乱れます

男木島灯台一般公開

例年、初春の『男木島水仙ウォークの日』などにあわせて一般公開されています。
建設当時の状態を残す木目仕上塗りが施された内部壁板、螺旋階段などを見学することが可能です。
詳細は高松海上保安部のホームページを参照。

男木島灯台 DATA

名称 男木島灯台/おぎしまとうだい
Ogishima Lighthouse
所在地 香川県高松市男木町1063−2
関連HP http://www.takamatsu-kankou.net/
電車・バスで JR高松駅から徒歩10分の高松港県営桟橋から雌雄島海運フェリーで40分、男木港から徒歩40分
問い合わせ 高松海上保安部TEL:087-82-7012

角島灯台

2017年7月4日

 

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