刈和野の大綱引き｜大仙市

毎年2月10日、秋田県大仙市の刈和野大町通りで『刈和野の大綱引き』を開催。旧暦1月15日の満月の夜、刈和野大町通りを会場に上町（二日町）、下町（五日町）と町を二分し、太さ2.2ｍの大きな綱を引き合う伝統行事。平将門の子孫といわれる長山氏の氏神である市神様の神事として500年以上の伝統をもち、国の重要無形民俗文化財。

刈和野大町通りで巨大な綱を引き合う

引き合いに使われる大綱は、長さが雄綱約64m（42尋／両手を左右に広げた長さが「尋」で一尋は六尺、1.8mほど）、雌綱約50m（33尋）、重さが各々約10tにもなり国内最大級のもの。
室町時代から500年以上の歴史を有し、上町が勝つと米の値段が上がり、下町が勝つと豊作になるといわれています。

刈和野の大綱引き 例年の日程

13:50＝大綱太鼓（西仙北小学校）
14:30＝祈祷・綱のばし・小綱つけ
18:30＝大綱太鼓（西仙北太鼓の会）
19:10＝押し合い、綱出し合い
19:40＝花火打ち上げ
20:05＝綱合わせ作業
21:00＝引き合い開始（引き合いは参加自由）
22:30＝奉納

画像協力／大仙市