兼六園『雪吊り作業』|金沢市

兼六園『雪吊り作業』

毎年11月1日〜12月中旬、石川県金沢市の兼六園で『雪吊り作業』が始まります。庭園内の樹木を雪から守るため芯柱を立て縄で枝を吊る作業が雪吊り作業。兼六園では有名な唐崎松が一番最初に作業され、12月中旬頃まで続けられます。園内随一の枝ぶりを誇るこの松は、5本の芯柱が建てられ、総数約800本の縄で枝を吊ります。

5名の庭師で12月中旬まで実施

兼六園の庭師(5名)が行なう作業ですが、雨天や強風の場合は、作業員が芯柱に登ると滑り落ちる危険があるので、低い樹木から作業を開始するのだとか。

雪吊り作業期間は12月中旬頃まで続けられ、りんご吊り(唐崎松、巣籠り松ほか)54本、幹吊り(根上松、播州松ほか)60本、その他(ツツジほか)700ヶ所に実施されています。

雪吊りをはずす作業は毎年3月15日から1週間ほどで完了し、一番最後に唐崎松が取り外される予定。
雪景色ともなれば北国らしい雪吊り景色を鑑賞することができます。
紅葉ライトアップ(ライトアップ〜秋の段)、雪のライトアップ(ライトアップ〜冬の段)にも注目。

兼六園『雪吊り作業』|金沢市
開催日時 毎年11月1日〜12月中旬
所在地 石川県金沢市兼六町1-4
場所 兼六園
関連HP 兼六園公式ホームページ
電車・バスで JR金沢駅から北鉄バス橋場町経由小立野方面行きで12分、兼六園下下車すぐ。JR金沢駅から金沢周遊バス15分、兼六園下下車、徒歩3分
ドライブで 北陸自動車道金沢西ICから約8.3km、金沢東ICから約5.8kmで県営兼六駐車場
駐車場 県営兼六駐車場(554台/有料)
問い合わせ 石川県金沢城・兼六園管理事務所 TEL:076-234-3800/FAX:076-234-5292
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
金沢城・兼六園ライトアップ~冬の段~

金沢城・兼六園ライトアップ~冬の段~|金沢市|2025

2025年2月1日(土)、2月8日(土)、2月15日(土)、2月22日(土)17:30〜21:00(入園は20:45まで)、金沢市で『金沢城・兼六園ライトアップ〜冬の段〜』が行なわれます。期間限定で金沢城公園(荘厳空間)と兼六園(幽玄空間)

金沢城・兼六園『ライトアップ~秋の段~』

金沢城・兼六園『ライトアップ~秋の段~』|2024

2024年10月4日(金)~10月5日(土)、10月11日(金)~10月13日(日)、10月15日(火)~10月19日(土)、10月25日(金)~10月26日(土)、11月1日(金)~11月3日(日・祝)、11月8日(金)~11月9日(土)

兼六園

水戸の偕楽園(かいらくえん)、岡山の後楽園(こうらくえん)と並び、日本三大名園に数えられる兼六園。江戸時代の代表的な林泉回遊式の庭園で、国の特別名勝にもなっています。霞ヶ池の畔にある徽軫灯籠(ことじとうろう)は、兼六園のシンボルともなった灯

兼六園・徽軫灯籠

兼六園・徽軫灯籠

石川県金沢市、国の特別名勝で、日本三名園にも数えられる兼六園のシンボルが、徽軫灯籠(ことじとうろう)。水面を照らすための雪見灯籠が変化した高さ2.67m、二本足の灯籠。琴の糸を支え、音の高低を調整する琴柱(ことじ)に似ているのが名の由来です

 

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