鹿児島県奄美市名瀬にある奄美大島らしい亜熱帯広葉樹が茂る自然林が、金作原原生林(きんさくばるげんせいりん)。亜熱帯植物のヒカゲヘゴが密集し、国の天然記念物のルリカケス、アカヒゲ、オオストンオオアカゲラ、特別天然記念物のアマミノクロウサギなど固有種の鳥や動物が生息。
認定エコツアーガイド同行で亜熱帯の森を散策
昭和50年に金作原国有林のほぼ半域にあたる125haが自然観察国有林に指定。
その後も貴重な自然が手厚く保護されてきました。
奄美大島の山々の中でも、天然の亜熱帯広葉樹が多数残っている原生林で、樹齢130年といわれる老齢の樹林内には珍しいシダ類など奄美固有の植物や日本で初めて発見された植物なども多数。
自然保護(多人数利用等による自然環境への負荷を軽減)と質の高い自然体験の提供という観点から、金作原原生林を探勝する場合には、認定エコツアーガイド(有料)の同行が必要です。
同時間帯に入林できるのは車両最大8台まで。
散策路は片道900mほどで、1時間20分ほどかけて、ガイドの植物解説を聞きながら歩くのが一般的で、往復の移動などを含み、「金作原原生林散策3時間コース」などと通称されています。
金作原原生林 | |
名称 | 金作原原生林/きんさくばるげんせいりん |
所在地 | 鹿児島県奄美市名瀬朝戸金作原 |
関連HP | あまみ大島観光物産連盟公式ホームページ |
問い合わせ | 奄美市紬観光課 TEL:0997-52-1111/FAX:0997-53-8835 |
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