鏡池

鏡池

鹿児島県指宿市、開聞岳と池田湖の間に眠る美しい池が、鏡池。その名の通り、開聞岳を鏡のように映し込む池で、直径140m、水深14m、広さ8は。5700年前の噴火で生まれた火口に水がたまった火口湖。北岸を鹿児島県道241号(大山開門線)が走るので、ドライブ途中の寄り道にも絶好。

枚聞神社西側の円い池は、水蒸気爆発で誕生したマール式火口湖

開聞岳周辺には、北麓の水無池(南北直系180m、東西径140m、現在は水が干上がって湿地に)、鏡池東側(鍋島岳溶岩ドーム西側)の大底月(東西140m、南北110m)・小底月(直径50m)などの池がありますが、いずれもマグマ水蒸気爆発 で生まれたマール式火口湖。
いずれも阿多カルデラ内の火山活動の痕跡ということに。

鏡池は、風のない日には薩摩富士と呼ばれる開聞岳を映し込む「逆さ富士」を期待できます(近年は少し水の汚濁が進み、以前ほどきれいには映らないという話も)。

西側には薩摩国一之宮の枚聞神社(ひささきじんじゃ)もあるので、参拝を。

鏡池
名称 鏡池/かがみいけ
所在地 鹿児島県指宿市開聞仙田
関連HP 指宿市観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR開聞駅から徒歩30分、または、タクシーで5分
ドライブで 九州自動車道鹿児島ICから約51km
駐車場 なし
問い合わせ 指宿市観光課 TEL:0993-22-2111
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
枚聞神社

枚聞神社

鹿児島県指宿市開聞十町にある古社薩が、枚聞神社(ひらききじんじゃ)。薩摩国一之宮で、大日霊貴命(おおひるめむちのみこと)ほか8柱を祀っています。社伝では、和銅元年(708年)創建とされ、『日本三代実録』(貞観2年=860年)にも記録が残され

池田湖

約5700年前の噴火によって地面が陥没して誕生した九州最大のカルデラ湖が池田湖。湖の水深は233m、周囲は15kmで、海底には世界的に珍しい海底火山丘があります。開聞岳を眺める展望地は湖の北西の岸、池田湖パラダイスあたり。カーナビには池田湖

 

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