千葉市都市緑化植物園『菊花展』|2024

千葉市都市緑化植物園『菊花展』

2024年11月2日(土)~11月17日(日)10:00~16:00、千葉市都市緑化植物園で『菊花展』を開催。ボランティア団体「菊作り市民の会」が丹精込めて育てた菊作品、大菊三本仕立てやダルマ作り、福助作り、懸崖作(けんがいづくり)などが展示されるほか、栽培相談やドーム菊や小菊の鉢物や切り花の販売を実施。11月5日(火)は休園です。

知っておきたい菊の「仕立て」の種類


三本仕立て

大菊の最も基本的な仕立て方が「三本仕立て」で、1本の苗を摘芯して3本の枝を伸ばし、後ろの1輪を花の3分の2ほどの高さに、前の2輪は同じ高さに整え、3つの花を同時に、 同じ大きさに揃え巨大輪に咲かせ、茎・葉を含めた全体が調和を保つように仕立てたもの。

ダルマ作り
全体が丸っこくダルマのような形なのが名の由来で、車での持ち運びに便利なスタイルで人気。三本仕立てより1ヶ月遅く挿し芽して7号鉢に定植。矮化剤を使って草丈を60㎝以内に仕立てる小型の三本仕立てです。

福助作り
巨大輪を咲かせるもので、三本仕立てより2ヶ月遅く7月上旬に挿し芽して5号鉢に植付け。矮化剤を使って草丈を40㎝以内に仕立てる一本仕立てです。短期間で開花し、テーブルに飾ったりと多様な活用が可能。頭でっかちの姿が福助人形を連想させるので福助の名があります。

懸崖作り(けんがいづくり)
摘芯をくり返して、花の滝のように崖から垂れ下がった形に仕立てるもの。古くから広く作られる前垂れ型と、静岡からひろがった静岡型があります。新宿御苑や神社仏閣の菊花展でよく見られる仕立て方で、垂れ下がるように仕立て、切り立つ崖に懸かるように見えることから名付けられました。植木鉢を高い位置に配し、鉢植全体の姿を楽しむのが基本。明治20年代に懸崖盆栽が普及し、明治末に菊の懸崖作りが始まりました。

千葉市都市緑化植物園『菊花展』|2024
開催日2024年11月2日(土)~11月17日(日)10:00~16:00 ※11月5日(火)、11月11日(月)休園日は除く、雨天休
所在地千葉県千葉市中央区星久喜町278
場所千葉市都市緑化植物園
関連HP千葉市都市緑化植物園
電車・バスでJR千葉駅東口から千葉中央バス・小湊バス蘇我駅東口行きで15分、北星久喜下車、徒歩5分。または、JR千葉駅東口から千葉中央バス・小湊バス矢作経由JR千葉駅行きで15分、緑化植物園入口下車、徒歩5分
ドライブで京葉道路松ヶ丘ICから約2km。または、京葉道路貝塚ICから約3km
駐車場40台/無料
問い合わせ千葉市都市緑化植物園 TEL:043-264-9559/FAX:043-265-6088
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

千葉市都市緑化植物園で『秋のバラ展』|2023

2023年10月27日(金)~10月29日(日)9:00〜16:00、千葉市都市緑化植物園で『秋のバラ展』を開催。ハイブリッドやフロリバンダなど、およそ190種1400株のバラが開花。「秋のバラは花の色が濃く鮮やかで、香りも濃厚」とのこと。

 

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