神奈川県横浜市西区、みなとみらい21を見下ろす高台に位置する野毛山公園にある動物園が、野毛山動物園。公園の総面積は9.6haで、そのうち3.3haが動物園として公開されています。昭和26年4月1日に野毛山遊園地として、動物園が開園、以来無料で楽しめる市営動物園として親しまれています。
入園無料ながら内容充実の動物園
野毛山動物園のコンセプトは、「誰もが気軽に訪れ、楽しめる動物園であり、小さな子どもがはじめて動物に出会い、ふれあい、命を感じる動物園」。
開園当時は遊園地と併設され、サルの電車などが運転されていましたが、現在では環境教育を学べる教育施設、そして希少動物の保全調査・研究を行なう施設になっています。
令和2年2月と4月には、世界でもっとも絶滅の危機に瀕しているリクガメである「ヘサキリクガメ」が孵化するなど、希少種の繁殖にも成功。
動野毛山動物園で飼育されているのは、アミメキリン、チンパンジー、インドライオン、レッサーパンダ、グレビーシマウマ、フンボルトペンギンなど90種以上。
南太平洋にあるニューカレドニア島に生息するカグーを飼育するのは、日本では野毛山動物園だけ。
子供連れには、「インドライオン、アミメキリン、レッサーパンダが人気」とのこと。
動物との距離が近く、間近に動物を見ることができるのも特徴です。
「しろくまの家」は、かつてホッキョクグマを飼育していた施設を、そのまま見学施設として開放し、飼育場の裏側に入ることができ、ホッキョクグマの生態や飼育方法が分かる仕組み。
ツキノワグマの展示場の横にあるボタン園は、毎年4月~5月頃に見頃を迎えます。
軽食の「ひだまりカフェ」、野毛山動物園オリジナルグッズも販売の「なかよしショップ」も営業。
園内からh横浜のシンボル「ランドマークタワー」を眺望し、
モルモットやハツカネズミに触れられる「なかよし広場」があるほか、動物のネームプレートには、名前だけでなく、生まれた場所、特徴など詳しい解説が記されているので、読みながら回るだけでも楽しむことができます。
例年、8月には開園時間を延長し、「ナイトのげやま」を開催。
野毛山動物園 | |
名称 | 野毛山動物園/のげやまどうぶつえん |
所在地 | 神奈川県横浜市西区老松町63-10 |
関連HP | 野毛山動物園公式ホームページ |
電車・バスで | 京浜急行線日ノ出町駅から徒歩10分、JR・市営地下鉄桜木町駅から徒歩15分 |
ドライブで | 首都高速横羽線みなとみらいランプから約1.5km |
駐車場 | 野毛山有料駐車場(110台/有料) |
問い合わせ | 野毛山動物園 TEL:045-231-1307 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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