箱根登山ケーブルカー

箱根登山ケーブルカー

神奈川県足柄下郡箱根町強羅にある箱根ゴールデンコース途中の鋼索鉄道(ケーブルカー)が箱根登山ケーブルカー。箱根登山鉄道終点の強羅(ごうら)駅と箱根ロープウェイが発着する早雲山駅を結ぶのが、箱根登山ケーブルカー。標高541mの強羅と標高750mの早雲山間は、約1.2km、所要9分。

強羅と早雲山を結ぶケーブルカー

正式名称は、箱根登山鉄道鋼索線で、以前は早雲山ケーブルカーとも呼ばれていましたが、現在は箱根登山ケーブルカーが正式な呼称。
軌間は983mmで、最大勾配は200‰(パーミル)。
角度にすると最大斜度は12度ほどで、強羅駅と早雲山駅では、「箱根の山は天下の険♫」で知られる『箱根八里』が発車メロディに使われています。
公園下、公園上、中強羅、上強羅の中間駅があり、途中の旅館や保養所、別荘への足にもなっています。
線路の両側は大半がうっそうとした木立なので、景色を楽しむのなら最前か最後尾に立つのがおすすめだ。

早雲山駅には機械室が設置され、巻上装置で片方のスチールロープ(鋼索)を引き上げると、ロープで結ばれたもう一方のケーブルカーが下がっていき、箱根美術館近くの中間のポイント(分岐器)で車両がすれ違う仕組み。
この仕組が交走式(つるべ式)で、山頂にある運転室で制御するので、運転士はいません。

令和2年3月20日には5代目となる新型車両になっていますが、1号車(ケ11-21)は、箱根登山鉄道の「アレグラ号」(3000形)とバーミリオンはこね色、2号車(ケ12-22)は箱根山から見る青空をイメージした青色。
車内では、日本語だけでなく英語、中国語、韓国語の4か国語の駅案内が行なわれています。

箱根登山ケーブルカー
箱根登山ケーブルカー・強羅駅

日本で2番目に古い歴史を誇るケーブルカー

早雲山駅の背後にある早雲山は、早雲地獄と呼ばれる噴気地帯があり、大涌谷同様の爆裂火口の跡です。
早雲地獄の火山性水蒸気を用いて造成されている温泉が早雲山温泉で、強羅方面に供給。
強羅温泉は、明治27年に早雲地獄からの引き湯で開発が始まり、明治45年以降に温泉付別荘分譲が始まった地で、大正8年に別荘地として賑わう強羅まで、箱根登山鉄道(当時は小田原電気鉄道)が敷設されています。
ケーブルカーも別荘地内の居住者の便を図って敷設されたもの。
公園下、公園上、中強羅、上強羅と4駅も中間駅があるのはそのためです。

大正10年12月1日に開業していますが、国内では生駒鋼索鉄道に続く2番目の鋼索鉄道(ケーブルカー)として誕生したもの(東日本では初)。

箱根登山ケーブルカー
箱根登山ケーブルカー
名称 箱根登山ケーブルカー/はこねとざんけーぶるかー
所在地 神奈川県足柄下郡箱根町強羅
関連HP 箱根登山ケーブルカー公式ホームページ
問い合わせ 箱根登山鉄道鉄道部 TEL:0465-32-6823/FAX:0465-32-6863
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
箱根登山ケーブルカー・早雲山駅

箱根登山ケーブルカー・早雲山駅

神奈川県足柄下郡箱根町強羅にある箱根ゴールデンコースの乗り換え駅のひとつが箱根登山ケーブルカー・早雲山駅。箱根ロープウェイに接続し、標高750m。強羅駅は標高541mなので、209mの標高差があり、箱根登山鉄道箱根湯本駅(標高96m)からは

強羅駅

強羅駅

神奈川県足柄下郡箱根町強羅にある箱根登山鉄道の終着駅が強羅駅(ごうらえき)。標高541mで、箱根湯本駅(標高96m)とは445mの、小田原駅(標高14m)とは527mもの標高差があることに。まさに日本一の登山鉄道で、山小屋風の強羅駅は、「関

 

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日本全国を駆け巡るプレスマンユニオン編集部。I did it,and you can tooを合い言葉に、皆さんの代表として取材。ユーザー代表の気持ちと、記者目線での取材成果を、記事中にたっぷりと活かしています。取材先でプレスマンユニオン取材班を見かけたら、ぜひ声をかけてください!

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