弥坂湯

弥坂湯

神奈川県足柄下郡箱根町湯本、箱根湯本の旧東海道沿いにある共同湯が弥坂湯(やさかゆ)。浴場の内部は、丸いタイル張りの湯船がひとつと、洗い場の蛇口とシャワーがひとつずつあるだけで、いたってシンプル。湯船も4人が入ればせいいっぱいの大きさの素朴な共同浴場です。

アルカリ性単純温泉が源泉かけ流しに!

弥坂湯

温泉ファンに人気なのは、昔ながらのひなびたムードと、アルカリ性単純温泉(湯本29号と湯本46号の混合泉)が掛け流しで湯船に注がれている点。
冬場など湯温が低下した際のみ加温することがあるのだとか。

昭和24年、湯本の人がお金を出し合って湯本町生活協同組合をつくり、生まれたのが弥坂湯で、平成19年に箱根町に移管されていますが、雰囲気や泉質は往時のままです。
朝夕は地元の人の利用も多いため(夕方16:00以降が混み合います)、昼間ならのんびりと入浴できます(入浴料は、箱根町民は格安に設定)。

飲み物、弁当など持ち込みOKの有料休憩室も完備。

弥坂湯
名称 弥坂湯/やさかゆ
所在地 神奈川県足柄下郡箱根町湯本577
関連HP 箱根町公式ホームページ
電車・バスで 箱根登山鉄道箱根湯本駅から徒歩15分
ドライブで 小田原厚木道路箱根口ICから約3km
駐車場 1台/無料
問い合わせ 弥坂湯 TEL:0460-85-5233
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
姫之湯

姫之湯

神奈川県足柄下郡箱根町大平台、大平台温泉にある共同浴湯が姫之湯。大平台は江戸時代に畑宿から婿入りした木地師(きじし)が祖先という木工の里でしたが、昭和24年に宮ノ下温泉を掘削し、現在では保養所を中心とする閑静な温泉街に変身。昭和26年、最初

太閤湯

太閤湯

神奈川県箱根町、熊野神社の下に開けたということが地名の由来となった宮ノ下温泉にある区営の素朴な共同湯が太閤湯。湯は太閤石風呂と同じ箱根七湯に数えられる底倉温泉(ナトリウム-塩化物泉)から引湯し、「飲めば便秘が一発で治る」(常連の話)という効

亀の湯

亀の湯

神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平、箱根・二の平温泉にある個人経営の入浴施設が亀の湯で、タイル貼りの浴室などの雰囲気はまさに共同湯。二の平は大平台の上部に位置する二番目の平らな場所。そこに湧く温泉は箱根16湯のなかではもっとも歴史が新しい温泉場で

宮城野温泉会館

宮城野温泉会館

神奈川県足柄下郡箱根町宮城野(みやぎの)、すぐ近くを早川が流れる立地、宮城野温泉にある共同浴場が宮城野温泉会館。昭和35年、宮城野で初めて湧出した源泉の湯を引湯しています。温泉は無色透明なナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉で、皮膚病

かっぱ天国

かっぱ天国

神奈川県足柄下郡箱根町湯本、箱根湯本駅裏手の高台にある民営の立ち寄り湯がかっぱ天国。湯船は男性用2ヶ所、女性用1ヶ所の露天風呂のみ。露天風呂には岩が配され野趣満点だ。2つの自家源泉から湧き出す泉質は単純泉、ナトリウム‐塩化物・硫酸塩泉で、地

早雲公園

早雲公園

神奈川県足柄下郡箱根町湯本、北条氏綱(ほうじょううじつな/北条早雲の子)が北条早雲の遺命で創建した早雲寺の裏山一帯が早雲公園。スダジイなどがうっそうと茂り(神奈川県の天然記念物「早雲寺林」)、珍しいヒメハルゼミの棲息地として知られています。

箱根の共同浴場

箱根の共同浴場 4+2湯 完全ガイド

箱根にある共同浴場(プラス共同浴場的な存在)は、弥坂湯(湯本温泉)、姫之湯(大平台温泉)、太閤湯(宮ノ下温泉)、宮城野温泉会館(宮城野温泉)、そして民営の亀の湯(二ノ平温泉)、さらには料金的にも共同浴場的な、かっぱ天国(湯本温泉)を加えた4

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

よく読まれている記事

こちらもどうぞ